人気お笑い番組「あらびき団」が「ナマイキ!あらびき団」として既報の通り復活。昨日10月12日にその第1回生配信が吉本興業の運営する動画サイト・YNNにて行われ、「ライト東野」こと
吉本興業東京本社の一室から届けられた生配信は手作り感満載。オープニングトークで東野は、かつてのレギュラー放送時のスタジオ収録と比較して「落ちるところまで落ちました!」と環境の違いをネタに爆笑をさらいながらも「恥を忍んでもう1回お願いします!」と復活に気迫を見せた。藤井はそんな東野をなだめすかしながら、ひたすら謙虚な姿勢。しかし東野に「この番組一のクレイジーは彼なんです!」と指摘されると、放送開始10分が経過した頃には藤井も「セットの畳の色が緑色じゃない! げんなりです!」などと毒づき始め、これに乗じて東野も「どこまで我々は下に見られているのか!」と激昂、2人の勢いある自虐トークがしばらく続いた。
続けて2人は「あらびき団」がこれまで輩出してきた数々のあらびきパフォーマー達の現状を報告。アイヒマンスタンダードに始まり、あかつ、AMEMIYA、ガリガリガリクソン、とくこ、葉月パルといったメンバーを1人1人丁寧に紹介している。東野は「ハリウッドザコシショウが『笑っていいとも!』に出演していて、天海祐希さんが微笑んでいた」と目撃談を報告。また、みちゃこが現在CBCラジオでパーソナリティを務めていると明かされると、その番組名「村瀬みちゃこのみっちゃみちゃにしてやんよ!」が2人の笑いを誘っていた。なおこの生配信で東野と藤井は視聴者からリアルタイムで寄せられたメッセージをチェックしており、あらびきパフォーマー・メグちゃんからの投稿も読み上げられている。
1時間にわたって配信されたこの番組だが、あらびきパフォーマー達の紹介コーナーは放送30分を過ぎても一向に終わる気配がなく、東野は本筋であるはずのネタVTRについて「見せる気がないのでは?」と途中から懸念。藤井がとくこを何度も紹介しようとして時間稼ぎに走る行動も見られたが、残り19分の時点でようやくネタが上映が開始された。登場したのは、1年目の女芸人・キンタローや、女性コンビの123☆45(イズミヨーコ)ら全4組。その中でも東野と藤井は、ダンスネタを披露したヲタルに釘付けの様子で、東野は「ちょっとこれ、今回のあらびき団、行きますよ! あの顔最高やん! すべてのダンス芸人の一番“下”やもん!」と絶賛。藤井もヲタルについて「寄り目が好き」とネタ中の一場面を明かし、自らも寄り目を実演した。また4組目にはまさかのバイきんぐが登場。「キングオブコント2012」のチャンピオンとなり、もはやあらびきとも言えない彼らだが、ネタの収録はKOC決勝の前に行われたことが明かされ、さすがのコントの完成度に一同から納得の拍手が送られた。
生配信の終了後に感想を語ってくれた2人。東野は「楽しくやらせていただいた。生放送のほうがいいのかな、と思う。収録になったらたぶんダラダラになると思う(笑)」、藤井は「復活が誇らしいです。生配信でいろんな方がメッセージをくださる。メグちゃんのメッセージがずっと凄かった」と話している。またあらびきパフォーマーの紹介にたっぷり時間が割かれた理由について、東野は「パフォーマンスが始まったら不安で怖いんで、とりあえず行けるところまで喋っておかんと! 先行逃げ切りです!」と計算を告白。藤井も「さすがラジオをずっとやってらして、生放送に対応するってこういうことなんだな、と感動しました」と東野を持ち上げていた。最後に東野は「売れてる方もぜひ洒落っ気で出てほしい。門を広くしてお待ちしています!」、藤井も「僕は歌モノと踊りモノ、顔モノに弱いので、欲しています!」と未来のあらびきパフォーマー達に呼びかけた。
「ナマイキ!あらびき団」のレギュラー放送は、TBSが運営するCS放送「TBSチャンネル2」にて10月27日(土)22時からスタート。YNNでは来月11月1日、12月6日にも生配信が実施される予定で、TBSの動画配信サービス「TBSオンデマンド」でも12月より配信される。そのほか詳しいスケジュールはオフィシャルサイトでご確認を。
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月曜なのに疲れてるから右眼がレフト藤井、左眼がライト東野みたいになってる。
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