昨日9月30日、大阪・5upよしもとにて、コントライブ「久馬歩編集 月刊コント9月号」が開催。ゲストの
「月刊コント」は
まずはプラン9の刑事コントでは、ちまたで殺人事件が多発していることが発覚。その事件の名前をめぐってゴエと久馬が悩み始める。学天即のコント「葬式」では、初めて葬式に行く同僚・四条の行動に奥田がドン引きしてしまう。その葬式に来ていた四条の親戚・中上を心配して彼氏の刑事ヤナギブソンも会場へ。そこで同じく刑事のゴエは遺影のなだぎ武の顔を見て、殺人事件の被害者たちとの共通点と疑われるほくろを発見する。一方その頃、その近くの場所で、E.T.(スマイル・ウーイェイよしたか)と宇宙人の小競り合いが勃発。四条と奥田は偶然E.T.と遭遇してしまう。
また、ある場所ではシンプレ渡辺がマンションのセキュリティにひっかかってしまい、コンピュータ(シンプレ松井)からのムチャぶりに悪戦苦闘。マンションに捜査に来たゴエの「ロボットコンテストでよくある風景」模写で見事マンションの施錠が解除される。その頃ヤナギブソンは彼女とともに、警察の同僚とカフェのウェイトレス(りんごあめ)を車で送って帰ることに。車では、ラジオから人気DJ徳川家康(井上マー)による「徳川家康のオールナイト江戸」が流れ、車内は大盛り上がり。その後コンビニに寄ったところ、店長になったばかりのバイきんぐ西村の最悪の接客にヤナギブソンはイライラ。偶然コンビニに現れたDJ家康は、元店長のバイきんぐ小峠が次々繰り出す攻撃的なアドリブに成す術もなく、ただただ笑ってしまった。さらに仁鶴(松井)も現れたコンビニに、今度は宇宙人に体を乗っ取られた男(スマイル瀬戸)が現れ、そこにいた人たちを皆殺しに。1人生き残った久馬は、最後この事件にある名前を付ける。
今回もありとあらゆる場面のネタを見事につなげた久馬に、ほかの出演者たちは「よ! 久馬ソニック!」「キュウソニ!」と、同日大阪・ 舞洲で行われていた小籔千豊のフェス「KOYABU SONIC」とかけて賞賛。しかしつなげるには一方ならぬ苦労もあったようで、「コントほとんどしたことないからこうなった」と四条がタイツとなった学天即と、「僕らだけ急にファンタジーですみません」と宇宙人コントを選んだスマイルに、「どうしようと思った」と本音を漏らした。シンプレは「この会場でやっていた『お笑いネットワーク』思い出した」とほのぼのした空気に。ところが続くマーは「楽しかったです。すごく繋がってて。なのに全然ルール守んない人がいる!」と小峠を糾弾。「15年やっててあんなにも何もできないなんて。自分のキャラにがんじがらめになった」と嘆息。プラン9の3人は笑いながら「初めて月刊コント出たときなんて震えてたのに」「緊張してセリフ忘れてたのに」とバイきんぐをからかった。バイきんぐもKOC優勝の3日後のライブで散々スベッた話を披露。さらにイジろうとした久馬に小峠が「いや、そんなこと思ってないっす」「相撲とりましょうか」と責める姿に会場は大爆笑となった。
バイきんぐは改めて「4年前にここがワッハ上方だったときに出て以来。ハリウッドザコシショウと村越周司さんとの地獄のようなライブ」と回想。NSC大阪17期でバイきんぐと同期のヤナギブソンは「『バイきんぐさんは苦労がにじみ出てますね』って言われるけど、16年前から1ミリも変わってない!」とツッコみつつ、「小峠が勝手なことばっかりやってるところが今日一番楽しかった」と嬉しそうに語った。
次回「月刊コント」は新宿・ルミネtheよしもとにて10月31日(水)に開催。FUJIWARA、かまいたちらのほか、再びバイきんぐが登場するので、その勢いやほかの芸人たちとのコラボネタをぜひ生で観てみよう。詳しくはルミネtheよしもとオフィシャルサイトにて。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
バイきんぐKOC優勝後初、4年ぶりの大阪舞台で大暴れ http://t.co/IjmDw7bD