奈良県の2代目「住みます芸人」に昨日9月21日、
笑丸は大阪府交野市出身だが「家から5分ぐらいのところに奈良との県境がある。大阪の人より奈良の鹿の方が身近に感じています」と奈良との縁についてコメント。「奈良は世界遺産があったり、伝統や文化がいろいろ根付いている。勉強しながら、みなさんに楽しんでいただき、お役に立てれば」と意気込みを語った。
アルドルフは1年4カ月にわたって奈良県の住みます芸人を務めており、松下は「本当にいい経験をさせていただきました。僕たちのキャリアでは考えられないような先輩方と一緒にお仕事をさせてもらい、成長させていただいた」と感謝。小野は「仏像の前で漫才をさせてもらったとき、お客さんが1人も笑わず、仏像すらも微笑んでもらえなかったこともありました」と話して笑いを誘ったほか「Ustream配信を毎日やっていますが、最高でランキング2位まで順位を上げました。笑丸さんならきっと奈良県のUstreamを1位にしてくれると思います」と期待を込めた。交代式では、住みます芸人の証・住みますTシャツがアルドルフから笑丸へと授与されている。
染丸は「娘を嫁に出すような感じ。笑丸は笑顔がいいので笑丸という名前を付けた。それを大いに活用して頑張ってきなさい。もうひと回りもふた回りも大きい芸人になるまで帰って来るなよ」とエール。笑丸は記者との質疑応答で「奈良ではまず仏像めぐりをしたい。紙切りをやりますので、奈良の有力者に紙切りで近づこうと思います(笑)。落語のマクラに絶対になるので奈良エピソードも増やしたい」と野望を明かした。
この会見で笑丸は実際に紙切りで鹿を作ったほか、得意の「ウクレレ落語」で奈良にまつわるなぞかけを展開するなど多芸ぶりを発揮。なお来月10月17日(水)には大阪・天満天神繁昌亭にて笑丸の独演会が開催され、師匠譲りの「浮かれの屑より」が披露される。
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