ニッケルバック登場で有終の美「鬼ヶ島VSラバーガール」

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昨日7月30日、東京・関交協ハーモニックホールにてネタ&企画ライブ「鬼ヶ島軍団vsラバーガールフレンズ 第五章」が開催された。

「鬼ヶ島軍団VSラバーガールフレンズ」最終回のエンディングを一発ギャグで締める巨匠・本田(手前左)と鬼ヶ島・野田(手前右)。

「鬼ヶ島軍団VSラバーガールフレンズ」最終回のエンディングを一発ギャグで締める巨匠・本田(手前左)と鬼ヶ島・野田(手前右)。

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サプライズ的に舞台に登場した元ニッケルバック渡辺(左)と、「整理がつかないんだけど!」と驚く相方・早出明弘(右)。

サプライズ的に舞台に登場した元ニッケルバック渡辺(左)と、「整理がつかないんだけど!」と驚く相方・早出明弘(右)。

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この日をもって同ライブは最終回。「鬼ヶ島軍団」としてリーダー・鬼ヶ島のほか、ザンゼンジ巨匠、ゲストのアルコ&ピース、対する「ラバーガールフレンズ」としてリーダー・ラバーガール、S×L、ドリーマーズ、ゲストのニッチェが登場した。これまでの両軍の対戦成績は2勝2敗の五分。今回のライブで決着をつける形となった。

序盤は、ラバーガールフレンズのニッチェ江上が「髪の毛をいくら引っ張られても痛くない」という特技を披露して会場を騒然とさせたほか、鬼ヶ島軍団のアルコ&ピース平子も「腹を素手で殴られても痛くない」と、軍団員に次々と自身の腹を殴らせながら槇原敬之の「もう恋なんてしない」を平然と口ずさみ、それを証明。それぞれ身体を張って、自身がチームの一員にふさわしいことをアピールしている。

前回このライブでラバガの罰ゲームとして決定した「地獄の対談」の映像も中盤で公開された。これは、2人がほぼ会話したことのない相手と1対1で語り合うというもの。飛永は事務所の後輩であるスパナペンチ永田と、お互い人見知り同士という間柄でとぎれがちな会話を展開し、大水は「ノーパンライター」を名乗る菊池美佳子との対談で自身もノーパンになるなど下ネタ中心のトークを行った。

2組による恒例のネタ対決は、お互い一歩も譲らずドローに終わり、最終的には3番勝負のゲーム対決で雌雄を決することに。「長縄跳び対決」では鬼ヶ島軍団が、「一般常識対決」ではラバーガールフレンズが勝利。1勝1敗のまま、最後の「ぐるぐるバット相撲対決」では大水と野田がタイマン勝負に挑んだ。すると、ぐるぐるバットで10回まわった結果、平衡感覚を失った大水がすぐに倒れこんでしまい自滅。これによって野田が勝利し、結果的に鬼ヶ島軍団の勝利も決まったが、沸き返る軍団員をよそに野田はまったく見せ場がなかったことに「なんにも面白くない!」とふてくされた態度を取り、客席の笑いを誘っていた。

また最終回の特別なイベントとして、今年2012年2月に解散した元ニッケルバックの渡辺が「待て待て待て!」とステージに突如登場。このライブにずっと出演していた元ニッケルバックの早出明弘は事前に知らされていなかったようで驚いた様子を見せた。しかし2人並んだところで、鬼ヶ島・おおかわらが「ニセモノのニッケルバックだろ?」と疑問を突きつける。すると既に芸人を引退している渡辺が「人力タウンは俺が守る!」とライブの設定を忠実に守ってやる気を見せ、あらためてニッケルバックとして2人で見事なショートネタを披露した。

エンディングでは「一発ギャグをやります!」と立候補した巨匠・本田と、その巻き添えを食った野田がコラボギャグを披露。本田が「右手!」、野田が「左手!」、2人が「俺たち、両手兄弟!」と叫ぶと舞台は暗転し、鬼ヶ島とラバーガールが仲間の芸人たちとともに数々の激闘を展開したこのライブは盛大な拍手と笑いに包まれながら、その幕を閉じた。

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