バナナマン、映画「アンパンマン」公開初日に日村の健康願う

アニメ映画「それいけ！アンパンマン よみがえれ バナナ島」（配給：東京テアトル）の初日舞台挨拶が7月7日に都内にて行われ、本作で声優を務めたバナナマンが登場した。

2人は本作でコンビ名と同じバナナマンというキャラクターを演じている。バナナマンのスッテン役・設楽はこの舞台挨拶で「今回は大臣の役だったので声を作ろうか直前まで迷って、結局ほぼ素のままの声だったんですけど、監督からOKをいただいて楽しくできました」と収録を振り返り、同コロリン役の日村も「我々も出ておりますし、アンパンマンも大活躍しますので、ぜひ皆さん楽しんでいってください！」と熱くアピールした。

当日が七夕ということで「七夕の願い」についても明かした2人。設楽は「僕も子どもがいますし今日も客席にお子さんがたくさんいらっしゃいますし、みんなが笑顔で過ごせること。そして僕自身も楽しく過ごせること」と朗らかに語ったほか「日村さんの体のいろいろな数値が悪いんで、ぜひ血圧、尿酸値、血糖値がすべて下がりますように、とお子さんにも一緒に願ってもらえたらいいなと思っております（笑）」と相方への気遣いを忘れなかった。これを受けて日村は「人間ドックに行ってきまして……やっぱり長生きしたいですね。血糖値やら尿酸値やら、AランクからEランクまでありますけれども、私はEランクなんですね（笑）。私の健康、それから皆さんの健康、それが私の短冊でございます」と切実な想いを訴えている。

舞台挨拶には「アンパンマン」原作者のやなせたかしや、本作のゲスト声優でバナナ島の女王・バンナ役の木村佳乃らも登場した。やなせは「バナナマン役をバナナマンがやるという面白いことになりました。これぞぴったりといったキャスティングができたと思います」と胸を張り、木村は「私が最後にアフレコをしたんですけど、バナナマンさんのお2人の声が声優さんみたいにお上手で気づかなかったんです。すごく役になりきっていらっしゃって、びっくりしました」と2人の声優ぶりを絶賛。これには設楽も「上手いって言われてイヤな気はしないです（笑）」とまんざらでもない様子だった。