「吉本百年物語」いよいよ明日から上演スタート

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明日4月13日より、なんばグランド花月にて、吉本興業創業100周年記念公演「吉本百年物語」が上演。先日そのプレビュー公演が行われた。

吉本興業創業100周年記念公演「吉本百年物語」(c)吉本興業

吉本興業創業100周年記念公演「吉本百年物語」(c)吉本興業

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同劇場では、4月から1年間、月替わりで吉本興業の歴史を12本の芝居「吉本百年物語」として上演。その第1弾となる4月公演「大将と御寮ンさん・二人の夢」に夫婦役として陣内智則と国仲涼子が出演する。

物語は、1912年4月、芸人道楽が嵩じて船場の老舗問屋を倒産させてしまった吉本吉兵衛と嫁のせいが、一文無しでミナミのはずれの芸人長屋にたどりつくところからスタート。天満の寄席小屋が売りに出ていると聞き、いてもたってもいられない吉兵衛だが家業を潰しそれどころではない。しかし落ち込む吉兵衛を見てせいは「芸のことは吉兵衛、商売のことは自分が」と、高利貸しのお銀に借金を申し込む。「第二文芸館」という破格の安値の寄席小屋を始めた2人は、人一番の努力でどんどん寄席小屋を拡大。ところが、ある日芸人たちが寄席に姿を現さない事態に。果たして吉本夫婦はどうなってしまうのか。

舞台には芸人たちが多数登場。義太夫語りの玉吉にテント、曲芸師の陽々斉たぬ吉・うさの介にランディーズ、怪力芸人・金時にガリガリガリガリクソン、軽口師の団六にロシアンモンキー中須、一流席・浪花亭の若い衆にロシアンモンキー川口とガリットチュウ、寄席好きの男にイシバシハザマという配役になっている。

オープニングでは、河内家菊水丸の軽やかな口上にのせて彼ら若手芸人たちが華々しく河内音頭を披露。また、陣内は会場を大きくフライングするパフォーマンスを見せた。公演は5月6日までで、チケットは現在発売中。日替わりゲストにたむらけんじ、月亭八光、銀シャリも登場する。詳しくはオフィシャルサイトで確認を。

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