3年B組RG先生!RGのミステリーバスツアー東京レポート

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昨日3月11日、関東近郊にて「RGがバスガイドだがガイドせずひたすらあるあるを歌うミステリーバスツアー」が開催された。

「RGがバスガイドだがガイドせずひたすらあるあるを歌うミステリーバスツアー」にて、荒川土手で記念撮影。

「RGがバスガイドだがガイドせずひたすらあるあるを歌うミステリーバスツアー」にて、荒川土手で記念撮影。

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これは、レイザーラモンRGによる、行き先不明で車中はずっと「あるある」を歌い続けるという希有なバスツアー。先月2月に初めて行われた大阪編では、天津・向がひったくりに遭った場所、RGが交通事故に遭った場所などを巡り、車中はもちろん、仁徳天皇陵でも極小の声であるあるを歌った。

前日10日の24時から行われた「RGがあべこうじとさっくんの前であるあるをオールナイトで歌い続ける会」が早朝5時に終了し、そのまま6時からバスツアーに臨んだRG。しかし参観者の半数近くがオールナイトとバスツアーの両方に参加しており、今回もあるあるを1日中聞き続けたい“ピュアファン”だらけのバスツアーとなった。

バスに乗り込んだRGは「オールナイトではあるあるの向こう側に連れて行けなかったので、ここにその思いをぶつけたい!」とオールナイト明けとは思えない気合い。観客も早朝とは思えないほどテンション高く応えた。まずは通りかかった宮益坂のあるあるを中森明菜の「少女A」に乗せて熱唱。「じれったいじれったい」と言いながら「タクシー多い」と結んだが、早朝のためタクシーはあまり見受けられず。大阪ツアーで判明した、行く先々で予測不可能なことが起こる“RGあるある”の幕開けとなった。

参加者は、行き先もわからぬまま、東京タワーあるある、レインボーブリッジあるある、フジテレビあるあるなど、名所を素通りしてあるあるだけ堪能。あるあるもさることながら、途中の歌詞も観客は楽しみな様子で、トンネルあるあるでは、東京港トンネルが「トンネルの名はガンダーラ」と歌われてしまった。

まず最初にバスが着いたのは、海ほたる。ここで最初の記念撮影が行われ、「朝食を食べてほしかったがファミリーマートしか開いていない」というRGあるあるにより、各々購入しバスに戻った。そして次にたどり着いたのは木更津。「東京ツアーの予定がいきなり千葉」という想定外の目的地だったが、移動距離が長かったぶん参加者はあるあるをたっぷり堪能できた様子だった。しかしRGが記念撮影の場所に考えていた「木更津キャッツアイ」で登場した中の島大橋が工事中のためまさかの閉鎖中。ここでもRGあるあるが発動してしまい、橋を渡ることはできなかったが、橋をバックに記念撮影を行った。続いて「とんねるずのみなさんのおかげでした」のコーナー「きたなシュラン」に出てきたラーメン屋をのぞき、再度海ほたるで休憩と記念撮影。車中ではRGが参加者による川のリクエストを募り、多摩川、淀川、寝屋川などさまざまな川あるあるを生み出した。

都内に戻り、最初に到着したのはTBSドラマ「3年B組金八先生」でおなじみの荒川土手。ここでRGはカツラをかぶり、金八先生ならぬRG先生となり、オープニングの名シーンを全員で再現した。続く土手を歩きながら生徒たちと挨拶するシーンも再現。スタッフが持参のラジカセで「贈る言葉」を流し、「おはよう!」「遅刻するぞー!」などとRG先生が声をかけながら1人1人とすれ違うという茶番を全員ノリノリで協力し、最高のコントを創り上げた。バスに戻ってRGが「荒川土手はどうでしたか?」と尋ねると全員大きな拍手。RGも「ツアーの中で自慢のアトラクションでした」と会心の笑みを浮かべた。

次に到着した柴又では、昼食を兼ねた休憩をとり、その間にオールナイトライブとバスツアー両方に参加した人には特典として、その人のあるあるを色紙に書いてプレゼント。その後矢切の渡しで記念撮影をし、いよいよ最後の目的地に向かった。車中は早くも名残を惜しむ参加者のために、すでに12時間あるあるを歌いっぱなしのRGが「声を失うかもしれない」と危険を冒して渾身の「目を閉じておいでよ」を披露。観客も「close your eyes」と合いの手で参加し盛り上げた。RG名曲シリーズでは「MONEY」の浜省あるある、「Romanticが止まらない」の京本政樹あるあると続き、RGが昨年2011年に共演を果たした石井明美「CHA-CHA-CHA」で、2012年最新版歌舞伎あるあるを熱唱。その後、恵比寿近辺で蛭子能収、広尾でドン小西の衣装に着替え、モノマネも披露した。

一行は、いよいよ最後の目的地に到着。ここはツアー参加者にしか明かすことができな秘密の場所で、参加者もその地に降りることは不可能ということで、RGが危険を冒してその地を歩く姿を参加者たちはバスの窓からニヤニヤしながら見守った。バスに戻ったRGを参加者たちはこの日1番の拍手でお出迎え。RGは「時間を一緒に過ごせて良かった」「クラス感を出せて絆を深めることができた」「次回絶対またやるから」とお礼の言葉を述べた。

最後はTHE YELLOW MONKEYの「JAM」でテレビで言えない歌舞伎あるある。さらにRGの思いもすべて歌に乗せて叫び、「カラオケ機材、みんなのお題、バス。それだけあれば生きていけると思う!」と、あるあるバスツアーの成功を宣言した。「このバスツアーを迅速に進めてくれた」とRGが感謝する大久保マネージャーによると、車中のあるあるは全部で62あるあるだった。オールナイトの53あるあるを超え、まさにあるあるだらけのバスツアーとなった。

次回開催は未定となっているが、今後のプランはすでに進行中とのこと。最新情報はRGのTwitterなどで確認を。なお、バスツアーの模様はRGの呼びかけにより、RGのTwitterのハッシュタグ#RG0311で見ることができるので、ぜひチェックしてみよう。

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