ゲストにたむけん、八光、銀シャリ「吉本百年物語」成功祈願

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昨日2月5日、大阪・千日前の水掛不動尊 法善寺にて、吉本興業創業100周年プロジェクトの一環である芝居「吉本百年物語」4月公演「大将と御寮ンさん・二人の夢」の成功祈願が行われた。

大阪・千日前の水掛不動尊 法善寺にて行われた、吉本興業の創業100周年プロジェクト芝居「吉本百年物語」4月公演「大将と御寮ンさん・二人の夢」の成功祈願。(c)吉本興業

大阪・千日前の水掛不動尊 法善寺にて行われた、吉本興業の創業100周年プロジェクト芝居「吉本百年物語」4月公演「大将と御寮ンさん・二人の夢」の成功祈願。(c)吉本興業

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出席したのは主人公・吉本せいの夫役を務める吉本吉兵衛役の陣内智則、せいの弟・林正之助役の鎌苅健太、当時の河内音頭ならではの新聞(しんもん)詠みを披露する河内家菊水丸。そして日替わりゲストの第1弾であるたむらけんじ月亭八光銀シャリの3組が登場した。

陣内は「大阪芸人は本当に法善寺にお世話になっています。NSC時代から何かあればここへ来て、売れますようにと祈願していました。そして吉本が100周年という記念の年に僕は吉本吉兵衛さんというせいさんの旦那さん役をやらせてもらうのですが、せいさん、吉兵衛さんがいなければ吉本興業はもちろんないですし、僕たちが好きな仕事をいまできていることも2人のおかげなので、感謝しながらやらせていただきたいと思います」と、しっかり挨拶。菊水丸は「この法善寺界隈にはたくさんの寄席、演芸場があり、吉本興業100年以前、明治30年代に我々の大先輩である河内音頭取りの玉子屋円辰(たまごや えんたつ)という方が大人気で、大活躍されたんです。この人が二流の太鼓叩きをセンターに引っ張り出して叱りつけたところからボケ・ツッコミという形が誕生した」という逸話を披露したあと、「ずいぶん大役だなと身の引き締まる思いで。河内音頭で精いっぱい努めていきたいと思っております」と意気込みを語った。

今回ゲストのたむけんは陣内と同期ということで「この7~8年、陣内くんとの差がまったく縮まりません」と悔しそうな様子。そして「陣内くんは座長ですし、演技もできるんですけど、おっちょこちょいなところがあるというか、すぐ事件が起きてしまうんです。今も水掛不動さんに人一倍、水をいっぱいかけていたんですけど、ほとんどかかっていませんでした」と心配した。続いて八光は「僕は親父の代から合わせてもらうと、親父は45年、お世話になっておりますので、こうやって参加させていただくのは非常にありがたいことだと思っています」と感謝。銀シャリは「日替わりゲストとして精一杯演技をしていきたい。僕、去年に河内家菊水丸師匠に弟子入りをいたしまして、河内家のぼり丸という名前をいただきました。それもぜひ、よろしくお願いいたします」(鰻)、「我々、銀シャリですから、日替わりゲストではなく、日替わり定職になっちゃうじゃないですかね!」(橋本)と、場を賑わせた。

舞台は4月13から5月6日までなんばグランド花月にて上演。テント、ランディーズ、ガリガリガリクソン、ガリットチュウ、ロシアンモンキー、イシバシハザマらも出演する。

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