昨日1月31日、東京・ロフトプラスワンにて
鬼ヶ島のトークライブは2012年1発目であり、10月に同会場にて行われた「鬼ヶ島緊急トークライブ『慰労会』」以来。「キングオブコント2011」の活躍により活動の幅が広がっただけに、おおかわらは「こういうライブ落ち着く」とリラックスする一方、和田はいつも通り、野田に関してはなぜか緊張の面持ちでスタートした。前半は「まぁ野田がウザかった!」というおおかわらが、野田の身に起ったプライベートの事件を洗いざらい告白。おおかわらと和田は野田の悩みを傍観していたが、ドランクドラゴン塚地、キングオブコメディ高橋が野田のことを本気で心配し親身になって相談に乗っていたことなどを順を追って説明した。野田が先輩たちの言葉に心を打たれて号泣し「おおかわらー!」と電話してきた話や、人力舎ライブ「Spark!」で号泣している野田を高橋がこっそり撮影したVTRなどを紹介。しかしその結末に訪れたまさかの裏切りに、おおかわらは「どれだけの人が無駄な時間を過ごしたか!」「もっと野田を嫌いになってほしい!」と、観客に意識改革を叫んだ。
後半は、「今、人力舎で問題が起きている」ということで「鬼ヶ島周辺人物相関図」を作成。元々遊び仲間の多かったドランクドラゴン鈴木派に現在、おおかわらとザンゼンジ武田しか残っておらず、ももいろクローバーZ好きで結束を固めた塚地派が現在一大勢力となっているというのだった。鈴木とよく遊んでいた野田と高橋に関しては今や塚地派の幹部に。さらに塚地派は“クレバーな翼(ラバーガール飛永)”、“伝説の後輩・リンゴスター小川”などどんどん人数を増やし朝までももクロについて語り合っているという。逆に遊ぶ後輩が減った鈴木はKOCで忙しくなったおおかわらと会う機会も減り、武田とドライブに行く日々。そんな鈴木を心配したおおかわらがこの勢力図に疑問を投げかけたのだった。さらにここでもう1つの問題が発覚。おおかわらがこの1カ月で60枚もDVDを買うほどAKB48にハマってしまったというのだ。これに武田も流され、鈴木はとうとうブチ切れ。人力舎の危うい均衡がさらに崩れようとしていた。おおかわらと野田はももクロとAKB48の良さをめぐって互いに意見が対立。観客に「この先どうなるのか注目です」と投げかけた。なお、和田はゆってぃ軍団に所属。メンバーは彼ら2人で、これまでは通常運行、今後の目標も現状維持とのこと。
最後に観客に聞いた「3人の中で一番エレベーターに一緒に閉じ込められたくない人は?」という質問の答えを予想。和田に対しては「脱出する努力をしないと思う」、野田に対しては「役に立たなそう」、おおかわらに対しては「いざとなったら自分だけ助かればいいと思ってる」などの意見が出た中、1位は野田、2位和田、3位おおかわらという順位をおおかわらが見事に当て、「僕が一番みなさんのことをわかってるんです!」と声を大に、全部外した野田は罰ゲームとして巨匠・岡野の“ヒゲジョリジョリ”&武田ディープキスの洗礼を受けた。
また、単独ライブ「第二回 鬼ヶ島単独ライブ『地獄への通学路』」のブリッジVTRで鬼ヶ島扮する鬼のフィギュアとラジオブースのセットを作った元・三福星の花輪が登場。花輪は現在飴細工職人として活動しており、この日もライブの会場中にその作品を販売していた。ラジオのミニチュアセットは壁のチラシやスピーカーなど細部にまでこだわって作られた力作だが、行き場がないということで観客の中から1名にプレゼントすることに。セットの中のホワイトボードに鬼ヶ島のサインも入り、「僕らがマイケル・ジャクソンみたいになったら億の価値が出る」(おおかわら)というレアな一品をジャンケンに勝ったラッキーなファンが持ち帰った。
終演後には単独ライブに登場した鬼ヶ島グッズが販売されたほか、DVDの購入者にはプレゼントも。2月5日にはタワーレコード新宿店にて「『撮れ高次第』&『恐怖学園』DVD発売記念 スペシャルジョイントイベント」が開催される。詳しくはコンテンツリーグオフィシャルサイトにて。
※記事初出時、一部記載に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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