NTTぷららが運営する映像サービス・ひかりTVにて昨年2011年10月より放送されているオリジナル番組「アニメのキカク」で、
アニメを題材に毎回「アニソンを作ろう」「声優体験をしよう」といった企画を展開する中で、視聴者にアニメの新たな見方を提案するとともに、その面白さや奥深さを伝えようというこの番組。ドランク鈴木の「アニメの名セリフを言ってみました。」や「吉木りさの“このマンガも読んでOK!”」といったレギュラーコーナーも好評だ。
ひかりTVチャンネル1での放送に加え、ひかりTVのビデオサービスでも配信中。お笑いナタリーでは先日都内にて行われた番組の収録現場を訪問し、ドランクと吉木の3人に番組の魅力を楽しく語ってもらった。
ドランクドラゴンと吉木りさのコメント
――これまでの収録を振り返っての感想をお聞かせください。
鈴木:最初は「また塚っちゃん(=塚地)の得意な分野で来たな!」と思いましたね。僕はそんなにアニメを知らないほうでしたが、収録は和気あいあいと楽しくやっています。
塚地:僕はもともと特撮やアニメが好きで「そういう系の番組がやれたら、この世界いつ辞めてもいいな」と思ってました(笑)。アニメのことが話せる番組でMCができて、夢のようです。スタッフさんから「自由に話していただいてかまいません」と言われているのも嬉しいですね。
吉木:アニメの制作に実際に参加できる番組は初めてなので、すごく自分にとって新しくて面白くて、本当に嬉しいです。「これはプライベートなのでは?」というくらい、リラックスできています。
――ドランクさんと吉木さん、お互いの印象は?
鈴木:吉木さんには天才的な発想がありますし「ちょっと勝負行ってやろうか!」みたいな「ガンッ!」と前に出られる力強さもある。芸人さんの大喜利の大会(昨年2011年9月の「スタモン」)でも優勝してますし「こういう人が売れるんだな」という印象です。
塚地:バラエティに関しての嗅覚が、吉木さんは優れてる。僕はボケの人間で、大半のアシスタントの方はただ笑うだけの人が多いんですけど、吉木さんは「私も笑いが取りたい!」と悔しそうな顔をします(笑)。
吉木:してません!(笑) 私は、お2人と共演するのはこの番組がほぼ初めてなんですけど、すごく優しくって、1回目からたくさん話しかけてくださいます。それと、お2人の仲がすごくいいんですよ! それでいて収録に入ると、トークやコメントが的確で面白い。本当に勉強になるし、とても尊敬できるお2人ですね!
鈴木:またそうやって自分の好感度を上げようとしてない?
塚地:それ、本当に思ってる?
吉木:思ってますよ!(笑)
――特に印象に残っている企画は?
鈴木:アニメに出てきた料理を有名なシェフの方に作っていただいたんですけど、塚っちゃんが「これは苦手だ!」と言ってしまったことがありました。テレビでそんなこと初めて聞きましたよ(笑)。美味しかったのにね。
塚地:アテレコの企画が好きでした。「俺ってすごいな。七色の声を持つ俺がいるな」と(笑)。自分の知らなかった才能が発見できました。
吉木:人形を少しずつ動かす「クレイアニメ」の体験が面白かったです。色の付いている粘土で1コマ1コマ作るんですけど、たくさん作っても3秒間のアニメにしかならなかったりするんですよ。その大変さがわかったし、なおかつ自分たちで想像して作る達成感を味わえて、この番組ならではの企画だと思いました。
――「アニメのキカクならでは」という番組の見どころがあれば教えてください。
鈴木:僕がMCとして仕切ることがあるんです。これはほかの番組ではそうそう見られないので「鈴木でもちゃんとできるんだぞ!」というところを見てほしいですね。
塚地:ほかの番組とまったく違うのは、我々MC陣がゲストの方をいっさい立てないということ(笑)。ヨイショすることがないし、逆に3人とも「自分が目立とう」という意識が非常に強い。とても珍しい番組です。
吉木:それくらい無我夢中になって楽しめるんですよね! アニメに関わらず「ミニ四駆を作ろう!」の回みたいに、アニメに関連してはいるものの、また別の企画もあります。アニメファンはもちろん、アニメ初心者の方にも楽しめる番組だと思います!
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