カリカやしろがマンボウやしろを襲名、芸人たちもお祝い

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昨日1月2日、新宿・シアターモリエールにて「マンボウやしろ襲名興行」が行われ、カリカやしろがマンボウやしろとなった。

「マンボウやしろ襲名興行」にてカリカやしろは、「大きな大きなマンボウ様より」名前を借りて、マンボウやしろを襲名。

「マンボウやしろ襲名興行」にてカリカやしろは、「大きな大きなマンボウ様より」名前を借りて、マンボウやしろを襲名。

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カリカは、2011年9月に林の芸人活動引退を受けて解散し、やしろがピン芸人となった。新たな芸名として“マンボウやしろ”を選んだやしろは、この日観客を前にハッキリと改名を宣言。ライブには、親しい芸人たちがお祝のために多数来場した。後輩の犬の心ノンスモーキンオコチャザ・パンチ、同期の佐久間一行、増谷キートンがそれぞれ祝いの言葉を述べた後、ネタを披露。やしろは彼ら全員に感謝の気持ちを表すために、しっかりと体をくっつけて「ありがとね~」と言いながらハグをした。

続いてやしろは舞台上に置かれた椅子の上に正座し、約15分にわたって今回の経緯を説明。新たな決意も込めて口上を述べた。口上の最後には、2016年に引退か否かを決めるサイコロを振ることを告白。これはブラックマヨネーズの番組「ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!」にてブラマヨ吉田が提案したことで、やしろは自らの希望で1/6ではなく、1/3の確率にしたサイコロで「1」が出なければ芸人を辞めると明かした。

その後舞台上では記者会見が行われ、記者に混ざって媒体「山と渓谷」のエリートヤンキー橘、「リベンジ」のNSC16期という男性もやしろに質問。「リベンジ」の記者の質問に真面目に答えたやしろは、「それを忍者に例えると?」という手厳しい切り返しをされるなど困惑した様子だった。

やしろは昨年から全国ツアーをスタート。ツアーでは婚姻届とハンコ持参で本気の嫁探しを行うほか、受験生や就職活動中の学生にはおまじないもプレゼントする。マンボウやしろとなった彼の今後の活動を応援したい人はぜひ足を運ぼう。

マンボウやしろ襲名口上(抜粋)

本日はお忙しい中おいでいただき、誠にありがとうございます。1997年3月に渋谷公園通り劇場で相方・林克治くんと2人でデビューいたしまして、そこから今年の3月で芸歴丸15年となりますけれども。途中、(コンビ結成)2年半のときに、相方が借金を苦に逃亡いたしまして、その間も1年は1人だったんですが、戻ってきてからは順調にお仕事させていただきまして、カリカというものを軸に、家城啓之と林克治というものが、重なる感じではなく、違うキャラになっていくという感じで距離も離れまして。いろいろあって相方が昨年の9月をもちまして引退ということになりました。

で、私が思ったのは、カリカ家城では、カリカに勝てないなというのが本当の気持ちというか。ただのスケールダウンというか、パワーダウンの名前だと僕は解釈し、1人ではカリカという存在には勝てないのでカリカはやめようとすぐに思いました。昔相方がいなかったときカリカの名前を残していたのは、いつか戻ってきてほしかったからです。今は僕が名前を残すことでいつか戻ってきてほしいと思うことも良くないですし、相方がそう受け取るのも良くないと思います。相方は新しい人生が始まってますから。いつの日か、これは良くないですが、もしも「もう一度芸人をやりたい」と林が言ってくれて、「もう一度家城とやってもいい」と言うのであれば、そのときは僕は喜んでカリカというものをもう一度続けたいと思いますし、僕が芸人としてうまくいかなかったときは、林の旅館で働かせてくれないかなと思います。

芸人辞めるのもひとつだなとかいろいろ考えたんですが、僕はまったくもって趣味もなければ特技もないし、何の才能もございません。ちょっとだけみなさんと同じように物事を考えることができます。少しだけ考えてることや頭の中を言葉にして皆さんに伝えることができます。そのくらいしかできることがないなと思ったので、それができなくなるまでは、この世界より楽しい世界が見つかるまでは、人前で喋っていたいなと思ったので、芸人を続けようと思いました。

マンボウという名前でございますが、口に物が当たったらすぐ死ぬという話を聞きまして、その話が僕と相方が大好きで。それで6月の単独ライブでマンボウが出てきたりとか、それからマンボウのことを調べたり。急カーブできないし、障害物もよけられないし、ほんとに弱い生き物なんですよ。そんだけ弱いのに2012年まで生き残ってるじゃないですか。だから僕は弱くてもいいなと。生き残ればいいんじゃないかと。だからマンボウは素敵だなと思って付けました。くだらないのもいいなと思いますし、これはカリカが好きな方には申し訳ないかもしれませんけれども、マンボウやしろとなってからは、お子様からお年寄りまで楽しめるお茶の間のオモチャになろうと思ってます。舞台で何かやるときや作るものに関しては感情をブチ込みますけれども、テレビやラジオなどやらせていただくときには、単純にその番組を作ってくださる方、見てくださる方のニーズに応えられるようなタレントとして、マンボウの名前をいただく者として、マンボウをもともと好きな方に嫌な思いをさせないように頑張っていきたいと思います。

もうひとつ、2016年夏に私サイコロを振りまして、「1」が出なかったら芸人を辞めようと思っております。これはこの間、ブラマヨさんの「アツアツっ!」という番組に出させていただきまして、吉田さんが考えてくれました。僕は本気でいいなと思いました。辞めるつもりはありません。なぜなら「1」を出すからです。「1」を出すつもりでそこまでにたくさん仕事を増やしておこうと思います。そうしたら「1」が出ると思うんです。その覚悟で仕事をしていきたいと思います。

カリカ、カリカ家城、家城啓之、カリカ林、林克治として、いろんな角度で応援してくださいまして、本当に今までありがとうございました。2012年より大きな大きなマンボウ様よりお名前をお借りしまして「マンボウやしろ」として頑張らせていただきます。どうぞみなさんよろしくお願いいたします。

「マンボウやしろがニッポンツアー」

●3回目 ~首折れサバ捕獲大作戦!~
日時:2012年1月6日(金) 17:30開場 18:00開演
会場:鹿児島・屋久島離島開発総合センター
料金:前売・当日2000円
出演者:マンボウやしろ / ザ・パンチ

●4回目 ~誰か、美味しいお酒をアタシに呑ませてください~
日時:2012年1月7日(土) 15:30開場 16:00開演
会場:鹿児島・屋久島離島開発総合センター
料金:前売・当日2000円
出演者:マンボウやしろ / ザ・パンチ/ ビューティーメーカー

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高田信彦 @takadanobuhiko

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