板尾監督「自信作です」映画「月光ノ仮面」大ヒット祈願

本日12月12日、東京・新宿花園神社にて板尾創路監督の映画「月光ノ仮面」（配給：角川映画）の大ヒット祈願イベントが行われ、板尾のほか、本作に出演している浅野忠信、石原さとみ、カラテカ矢部太郎が登場した。

本作は来年2012年1月14日（土）より、東京・角川シネマ有楽町、シアターN渋谷ほかにて全国ロードショーが開始。彼らはこのイベントで、まずは新宿ゴールデン街に初めて特設された「ゴールデンカーペット」を練り歩いた後、ヒット祈願のため花園神社に登場した。ゴールデンカーペットについて板尾は「初めては嬉しいんですけど、やりたかった人が果たしていたのか疑問」と首をひねったほか「若干カーペットが細かったのが気になった」と幅90cmのカーペットに違和感を感じた様子だった。

本作について板尾は「原作はなく、ラストシーンが最初に頭に浮かび、そのイメージに向かって物語を作っていった」と説明。続けて「100％自分のやりたいことがやれた。思った以上によくできた。ウソみたいな感じ。満足しています」と手応えを口にした。

出演俳優についても「僕の中ではドリームキャスト」と話した板尾は、浅野を「イメージ通りのキャスティング」、石原を「和服の似あう演技のできる女優」と語ったほか、落語家役の矢部に関して「ハマッていた。NGはなかった」と評価。矢部は「普段褒められることがないので嬉しい」と恐縮しながらも喜んでいた。

このイベントでは映画タイトルの「月」にかけて、一足早く「最速年越し“月見そば”」が一般来場者に振舞われることに。キャスト4名も試食して、板尾は「そばのように細く長く上映してもらえれば」とコメント。また板尾は最後の挨拶で「板尾組としても『板尾創路の脱獄王』に続き、チームワークの取れた現場となった。自信作です」とアピールした。