小堀演出「ET-KING歌笑劇 ～焚き火～」全公演無事終了

12月2日、3日に東京・新宿FACEにて、2丁拳銃、ソーセージ、スパイク出演のET-KINGによるコント・ミュージカル「ET-KING歌笑劇 ～焚き火～」が上演。落日にはET-KINGと2丁拳銃による会見が行われた。

居酒屋に呼びつけられ、いきなり演出を依頼されたという小堀。「受けなしゃあない状況だった」と言うと、本格的な芝居は初めてのイトキン（ET-KING）は「歌詞は覚えられるが、セリフっちゅうのは入らんね（笑）」と稽古での苦労を語り、「『無理なくやろ！（セリフは）ライブMCのままでやれっ！』と言われて気持ちが楽になった」と、小堀の的確な指示に救われたことを感謝した。

舞台は、メンバー6人が乗り合わせたバスが交通事故に遭い訪れた天国と地獄の分かれ道。閻魔大王と各々のメンバーが生前を回想すると、2丁拳銃、ソーセージ、スパイクの面々が出て来る。途中にはメンバーがピックアップした「Beautiful Life」「ギフト」「一番音頭」といったお馴染みのヒット曲、全11曲が本編で演奏され豪華なベストヒット・ライブの構成となっている。

前日に行われたリハーサルでは、小堀はどの観客席からも出演者が見えるように細かく指示を出しながら、真剣な顔つきで各所のチェックを行っていた。ソーセージは大阪公演から引き続きの参加にもかかわらず、小堀や相方・修士のボケに思わず笑ってしまう場面も。最後東京公演で初参加となるスパイクのボケには、リハながらも出演者はじめスタッフ全員大爆笑だった。「本番はセリフ気をつけて」「ここの間つなげて」「もうちょっと早くできる？」などの演出をしながら、自身の出演もある小堀。リハ中、セリフを忘れてしまったところ、修士から「演出の割には自分のセリフ覚えないですね～」とからかわれてしまった。全員でET-KINGの曲に合わせて踊るシーンでは、リハから全員ノリノリ。振り付けも完璧な様子だった。

大阪公演に続き、東京公演も無事に終えた彼ら。来年2012年1月18日には、大阪公演のDVD「YOSHIMOTO WONDER CAMP KANSAI ～Laugh & Peace 2011～ ET-KING presents コント・ミュージカル『ET-KING歌笑劇 ～焚き火～』in 京橋花月」も発売される。見逃した人はぜひチェックしてみよう。