カベポスターのドキュメンタリーと天才ピアニストのコント教養バラエティが対決

ABCテレビの番組対抗企画「ちょいバラトーナメント」のCブロックが来週8月31日（土）深夜より4回にわたって放送され、カベポスターの「灯る時間」と、天才ピアニストの「ヴィーナスの数式」が対決する。年末のスペシャル枠獲得を目指して戦うこのトーナメントで、視聴者の投票により多くの支持を集めるのはどちらなのか。

「灯る時間」は、都会の夜景で目に留まる高層ビルの航空障害灯の赤い色が灯るときに動き出す人たちに密着取材するドキュメンタリー番組で、カベポスターがVTRを見守る。初回は長距離ドライバーが主人公として登場。番組中、カベポスター永見からは、かつて夜勤のアルバイトをしていたときの思い出が。カベポスター浜田からは「こんなところまで言うつもりなかったのに……」というエピソードが飛び出す。

「ヴィーナスの数式」は恋愛などに悩む女性たちを数学が救う、と謳われる“コント教養バラエティ”。数学が苦手だという天才ピアニストは占いコントを披露しながら、女性たちと一緒に明るい未来を目指す。

カベポスター コメント

──収録を終えていかがでしたか？

浜田：夜の生活をする人をのぞき見しながら、日本で一番“ロー”なお笑い芸人が見られる番組で、こんなローな部分を見せていいのかっていうくらい（笑）。スタジオの暗い感じとか、この赤い照明の感じとかがそうさせてるのかもしれませんけど、ちょっと自分たちにも刺さるような、見てる人にも寄り添うような番組になってるんじゃないかと思って楽しませてもらっています。

永見：この雰囲気でカメラを向けられたことがないので、番組始まって最初、（浜田に）はじめましてって言いそうになった（笑）。なんかこの雰囲気で、はじめましての人っぽいのよ（笑）。夜にフィーチャーして夜に見る番組って聞いたときは、売れ切った人がやる、ほんまにタモリさんみたいなイメージで……なので、自分たちは売れたんやなって思いました。

浜田：え……売れたんを実感したんや（笑）。

──対戦相手は天才ピアニストさんですが？

永見：天才ピアニスト……後輩ですね。

浜田：天才ピアニストにもそれぞれ夜の時間があるでしょうからね（笑）。

永見：あ、番組に出てもらう？

浜田：俺らが勝ったら天才ピアニストに出てもらう？

永見：めっちゃ屈辱ちゃう？（笑）

浜田：ますみが劇場から夜チャリで帰るところとか、密着で。

永見：（笑）。天才ピアニストはほんまに賞レースとかで優勝しまくってるんで、この「ちょいバラ」の中で一番この「灯る時間」に負けたら悔しいやろうなって思うよ。僕ら、座りっぱなしでがんばってる感ないしね。

浜田：天ピは勝ちにいくやろからね、すべてにおいて。

永見：だからこそ屈辱的な勝ち方したいよね。竹内の悔しさで歪む顔とか見てみたいな（笑）。

浜田：いや、困るって。結構、番組とかライブ一緒に出てるんやから。仲良くいきたい（笑）。

「灯る時間」中村友香ディレクター コメント

私は都会の夜景を見るとなんとなくエモくなり物思いにふけってしまいます。夜の暗い空の下に無数の灯りがあり、その灯りの数だけ今も働いたり遊んだり暇をしたり……活動している人たちがたくさんいるんだなぁと思うだけでどこか励まされる気がします。特に高層ビルの赤い航空障害灯は印象的で、“夜にならないと見えない”という点で夜景の象徴のように思います。そんな夜のエモさと奥深さを詰め込んだドキュメンタリー番組にチャレンジしました。MCカベポスターさんの夜にふさわしい“しっとり・ロー”なトークにも注目してください！

天才ピアニスト コメント

──収録を終えていかがでしたか？

竹内：うれしかった。冠番組っていうのがうれしいやん！

ますみ：この2人だけで番組ができるというのがなかなかないので、めっちゃうれしいんですけど、正直「数式」？

竹内：たしかに……。ますみさん、数学けっこうNGですもんね～、心霊系のロケと数学がNGなんですよね（笑）。

ますみ：そうそうそう！バンジーやったら飛ぶんですけど（笑）。番組は理系理系でね、頭の中をぐちゃぐちゃにされながら、でもちゃんと理解できたら「あ、なるほどね」みたいなね、ちょっとライフハック的な、自分の人生に役立つ情報、なんか常に使えるものではないけど、知っておいたら得するなっていう情報がもりだくさんなんです。

竹内：しかも見たことないアプローチなんですよ。私たちはほぼコントをやってただけなんですけどね、見てくれた人には役に立つ情報を、あらたなアプローチ方法をお届けできるんじゃないかと思いますね。

ますみ：そして時間帯もね、放送が深夜でしょ？ めっちゃ若い学生さんより、ちょっと大人なレディ＆ボーイが見てると思うんですよ。

竹内：レディ＆ボーイ……（笑）。

ますみ：大人な部分も出していきながら見ていただきたいですね。

竹内：本格的なセットでコントしましたので、楽しんでみていただけるんじゃないかと思いますね。非常にアカデミックな知的な内容となっておりますので、見てほしいです！

──対戦相手は、カベポスターさんですが？

ますみ：わ～……。

竹内：つよっ！ なぜかいつも賞レースであたっては負けあたっては負けしてね、イヤな思い出ばっかりですよ、カベポスターさんとの対戦は。

ますみ：何かとバトルが多いですね。劇場の中でもネタでもバトルせんとあかんことも多いし。

竹内：カベポスターさんが勝って、舞台の後ろで拍手したことが何回もあるねんから、今回は勝ちましょうよ。

ますみ：……いやね、負けてないよ！ カベポスターでよかったな、相手が！

竹内：え～、ウソやん！

ますみ：余裕ちゃう？

竹内：うそやん、あなた強気やね。

ますみ：だって“華”の面では余裕で勝ってると思うんです！ ただね、あのふたりはすごく頭がいいので、ちょっとずるがしこくね、点数を取ってくるんちゃうかなって思うんで。

竹内：オモロいの作るでしょうね。

ますみ：こっちはオモロさと華でまくってあげましょう（笑）。

竹内：ますみさんと浜田さんが同じ日に生まれてますんで、これ負けたらね、生年月日をゆずらないといけませんからね！

ますみ：1987年4月28日は私だけのものだと言わせてもらいます（笑）。

「ヴィーナスの数式」藤沢ひかり コメント

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