本日10月23日、東京・タワーレコード渋谷店にて、DVD「
このライブDVDは先月9月21日に発売されたもの。発売記念イベントも同日行われる予定だったが、台風15号の影響で中止となっており、今回はこの日の振替という形でイベントが開催された。
会場に詰めかけた多くのファンを前に、柳原は30分以上にわたりトークを展開。ネタ作りの方法や着眼点について具体例を挙げながら解説し「飲み会や仕事場でネタを拾って、携帯電話にメモっている。みんな私のことをすごく警戒しているが、怖がらないでほしい。私のリサーチに気づいていないような人をネタにする」などと陽気に明かす一方、今回のライブタイトルについて「じゃあ、そんな私はどんな女なのかというと、自戒の念を込めて『見せたがり女』」と、その由来を説明した。
ネタの1つ「声だけはいい女」で柳原は声優アイドルになりきり、作中のオリジナル楽曲でも自ら作詞を手がけている。柳原は「根底にアイドルへの憧れがある。ハロプロが大好き。作詞では盛り上がって、だいぶ甘い歌詞になった」と制作の裏側を明かしたほか「リハーサルで笑いが起きたのは嬉しかった。歌を“やり逃げ”したのが単独ならでは。テレビでは待ってくれない」とライブの利点を語った。
本作にも収録されている幕間VTRは「やったことのないもの」がテーマで、柳原は国生さゆりや北斗晶といった著名人のモノマネを披露している。「神奈月さんなど(自身の所属事務所)太田プロの伝統芸」と、カツラや衣装などを作りこんだモノマネを誇る柳原だが、その反面「誰にも許可を取っていない。国生さんと会ったときに全身からいろんな汗が出てきた」と内心ヒヤヒヤの様子だった。
柳原が単独ライブ直後に抱いた率直な気持ちは「もうやりたくない!」。しかし今回のイベントでは「テレビのネタ番組も最近ぜんぜんない。ネタをやっていないと芸人としてのアイデンティティが保てない、みたいな部分もある」と次回のライブ開催について前向きに語り、「店員さんだけに絞ってコントをやる舞台もいいかも。今日、タワーレコードの店員さんもチェックして帰ろうかな?」と貪欲な姿勢を見せていた。
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