リリーの人生を映画化「見取り図じゃん」ダウ90000蓮見が脚本　8月に上映会

「見取り図じゃん」（テレビ朝日）で映画プロジェクトが展開されており、見取り図リリーが総合プロデューサー、盛山が宣伝部長を務めている。近藤啓介監督のもと、ダウ90000蓮見の脚本でリリーの人生が映画化。番組内ではこれまで映画完成への準備が進められてきた。タイトルは後日発表。海外の賞獲得を目標とした映画に期待してみては。

作品は早瀬憩、長井短がダブル主演を務める青春ラブコメディ。岡山の田舎街出身のリリーがさまざまな街を巡る中で見てきた葛藤と現実とは。そのほか井上梨名（櫻坂46）、「見取り図じゃん」のナレーターを務めるTAIGAが出演し、盛山も「酒屋の男」役で登場。リリーも「僕も出たい」と言い出し……。なおエンディング曲は盛山が歌うことに。盛山と旧知の仲だというサウンドプロデューサー・GRPが楽曲を手掛け、レコーディングにはボーカルとして岩淵紗貴（MOSHIMO）やラッパーのFORK（ICE BAHN）が加わった。

映画は9月にTELASAで配信開始。これに先立ちプレミアム上映会が8月29日（木）に東京・北沢タウンホールで行われ、見取り図も登壇する。TELASA会員はこのイベントに無料招待されるが応募者多数の場合は抽選制に。詳細はオフィシャルサイトで確認を。

近藤啓介監督 コメント

映画の見どころ

リリーさん原案、蓮見さん脚本ということでお笑い色の強いものが生まれるのかと思いきや、なんともハートフルで純情な青春物語になりました。でも、やっぱり滲み出る面白みもしっかり潜んでおります。ぜひ堪能ください。

ダウ90000蓮見の脚本について

蓮見さんの脚本は、やはりとてもセリフに重きを置いていらっしゃると感じました。そのセリフの面白さをこぼさぬように俳優たちと芝居を作り上げていきました。

W主演を務めた早瀬憩、長井短について

長井さんは全身から魅力が噴き出ているような方で、どんなセリフを発しても自分のモノにしてしまうような凄みがありました。あとはまず、単純に面白かったです。早瀬さんは圧倒的な純粋さをお持ちの方で、今この瞬間の早瀬さんを撮りたい、と何度も思わせてくれました。感性豊かで表現力もあり、これからもっと凄いところまで行くんだと思います。

監督するにあたってこだわったところ

日本の田舎の風景と、人間模様の融合みたいなものを撮りたいと考えていました。実際に撮影した町の空気感がカメラに収まっていると思うので、音とともにしっかり感じて頂きたいと思っています。あと、会話劇はこだわったので普通にたくさん笑ってほしいです。