昨日10月15日、大阪・吉本興業本社にて、高山トモヒロの小説「ベイブルース 25歳と364日」舞台化の記者会見が行われた。
同書は2009年10月31日に発売された高山の処女作。人気絶頂の1994年10月31日に25歳の若さで亡くなった相方・ベイブルース河本について書いた実話だ。舞台はメッセンジャー黒田が脚本・演出、高山が監修、プラスマイナス、
会見には高山のほか高山役の柄谷吾史、河本役の松田悟志、河本の母親役を演じる末成由美が出席。高山は「いつかお芝居にしたいと思っていましたが自分からは言いづらくて。そしたら京橋花月の支配人や副支配人、マネージャーが舞台化を促してくれました。そこで脚本、演出を僕たち2人のことをよく知るメッセンジャーの黒田君にお願いしたところ、快く引き受けてくれまして。読んだ瞬間、成功すると実感しました」と述べた。
高山を演じる柄谷は黒田の舞台「かさ」に出演しており、高山は「役にピタッとはまって、途中で輝いてくる演技にすごいなと思っていました」と絶賛。松田は黒田から「ピッタリやと思う」と推薦があり、その人柄を聞いたところ高山も同感だったとのことで「ちょっと違うのは松田さんが男前なところですね(笑)」と笑った。
末成は「買って読み始めてからこのお話をいただいたんです。その時は思わず鳥肌が立ちました!」とコメント。また「河本くんって私と顔が似ているんです。初めて劇場で会った時、私が男の子を産んだら河本くんみたいな顔になるんかなって思ってたんです」と不思議な縁について語った。
松田は「僕は大阪の平野区出身で、ベイブルースさんのことも知っていました。個人的な話になりますが、僕の姉が当時、河本さんが入院された病院に看護師として勤めておりまして、話をよく聞いていました」と、こちらもこの役にすでに思い入れを感じている様子。柄谷は「『とりあえず髪の毛を切れ』と言われました。高山さんはいつも髪の毛は短いとのことで、役作りのためにも髪の毛を切ることから始めようと思います(笑)」と語ると、高山が「切って大丈夫なん? 俺、二枚刈りやったで!」と心配する場面も見られた。
公演は11月3日(木・祝)から5日(土)まで京橋花月にて。チケットは現在発売中となっているので、河本と縁の深い人たちによるベイブルースの物語をぜひ観て見よう。
京橋ナイト・ステージ「『RUN』~ベイブルース 25歳と364日~」
日時:2011年11月3日(木・祝) ~ 5日(土) 19:00開場 19:30開演
会場:大阪・京橋花月
料金:前売3500円 当日4000円
脚本・演出:メッセンジャー黒田
原作:「ベイブルース 25歳と364日」(高山トモヒロ)
出演者:松田悟志 / 柄谷吾史 / 安藤絵里奈 / 山田かつろう / プラスマイナス / ビタミンS お兄ちゃん / 末成由美 / ほか
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- ケツカッチン高山の「ハシリガキ」
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お笑いナタリー @owarai_natalie
脚本はメッセ黒田、高山トモヒロのベイブルース小説が舞台化 http://t.co/Dw3RRw1U