鈴木ジェロニモがロロの新作公演参加、劇と短歌「飽きてから」

4

106

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 16 86
  • 4 シェア

劇団ロロの新作公演「劇と短歌『飽きてから』」に鈴木ジェロニモが俳優として参加。8月23日(金)から9月1日(日)に東京・ユーロライブで上演される。

ロロ新作公演「劇と短歌『飽きてから』」フライヤー

ロロ新作公演「劇と短歌『飽きてから』」フライヤー

大きなサイズで見る(全4件)

異ジャンルのアーティストと積極的にコラボしてきたロロが、今回は歌人の上坂あゆ美を迎え、「演劇×短歌」という新たな創作に挑戦。主宰の三浦直之が書いた、郊外のアパートでルームシェアをする3人の男女にまつわるシーンに上坂あゆ美が短歌で応答しながら、“飽きちゃった”人たちの「あのころ」と「それから」を丁寧かつコミカルに描く。

短歌を得意とする鈴木ジェロニモがどんな化学反応を起こすのか期待しよう。そのほか、ロロの亀島一徳望月綾乃森本華と、上坂あゆ美も出演する。音楽は元シャムキャッツの夏目知幸によるソロプロジェクト・Summer Eyeが担当。

鈴木ジェロニモ コメント

鈴木ジェロニモ

鈴木ジェロニモ[拡大]

上坂あゆ美さんがマスターをされている「スナックはまゆう」に行くとロロの三浦さんがいらっしゃって隣に座らせていただいた。僕はお酒が飲めないので温かい紅茶を注文した。丸いマグカップを両手で持つと自分の手も丸くなって嬉しか
った。
「ジェロニモさん」
三浦さんが話しかけてくださった。
「僕ね、今ジェロニモさんのことすごく素敵な人だなーと思ったんです」
ええええ。嬉しいですけど、何でですか。
「だって今こうやって、体をちいさく縮めて飲んでたじゃないですか」
ん? ああ。確かに。僕は臍に両肘を食べさせるように背中を丸めて紅茶を飲んでいた。世界に対して自分の体がでかすぎねえかと申し訳なくなることがある。そのときがそうで、バーカウンターのハイスツールから零れそうになる自分の肉を内側に収めようと必死だった。
「そんなことしなくてもいいのに……。とても気遣いのできる、やさしい人なんですね」
三浦さんのまなざしによって僕の体がロロになる。夏ごと好きになりそうだ。

ロロ 劇と短歌「飽きてから」

日程:2024年8月23日(金)~9月1日(日) 
会場:東京・ユーロライブ
料金:一般前売4500円 / U-25は3500円、U-18は無料(枚数限定)。障がい者割引各1500円引き / 当日券は+500円
<出演者>
亀島一徳、望月綾乃、森本華(ロロ) / 上坂あゆ美 / 鈴木ジェロニモ

この記事の画像(全4件)

読者の反応

  • 4

鈴木ジェロニモ @suzukigeno

夏ごと好きになりそうだ https://t.co/fZCeJgZyC6 https://t.co/nDAxw1abMQ

コメントを読む(4件)

鈴木ジェロニモのほかの記事

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのお笑いナタリー編集部が作成・配信しています。 鈴木ジェロニモ / ロロ / 亀島一徳 / 望月綾乃 / 森本華 / 三浦直之 / Summer Eye の最新情報はリンク先をご覧ください。

お笑いナタリーではお笑い芸人・バラエティ番組のニュースを毎日配信!ライブレポートや記者会見、番組改編、賞レース速報など幅広い情報をお届けします。