これは「劇団ひとりに死ぬまで密着」というコンセプトのもと、彼が死ぬまでにやりたいことに挑戦する様子を追うドキュメンタリー番組。今回はポータレッジを用いて断崖絶壁で寝る「ポータレッジ編」がオンエアされる。
劇団ひとりは、番組について「ドキュメンタリー風ではなく、本当にドキュメンタリーとして密着してもらうので、極力カメラを意識せずにやりました」「普段のバラエティ番組で何十メートルもあるような断崖絶壁に登ったら、もっとタレントとしてのスイッチを入れて騒いでると思うんですけど、ただ険しい顔をしてるとか、グッと恐怖をこらえるとか。それらも新鮮に映るかもしれません」とコメント。また「蓋を開けたら予想以上に何もかもうまくいかなかったですね。気力、体力、根性、意気地、すべて足りなかったです」とロケを振り返った。
なおHuluでは地上波放送終了後に「ポータレッジ編」の完全版、裸になって無人島で過ごす「無人島編」を配信。また7月12日にはボクシングにチャレンジする「ボクシング編」も追加される。
劇団ひとり コメント
普段、あまりテレビじゃできないことをやらせてもらってるんじゃないかなと思います。もしかしたら、視聴者の中には「こんなことやらせて可哀想」と思う方もいるかもしれませが、ご心配なく、すべて私がやりたくてやってることです。
ドキュメンタリー風ではなく、本当にドキュメンタリーとして密着してもらうので、極力カメラを意識せずにやりました。ありのままの自分でやらせてもらうって、案外、初めてのことかもしれません。それこそ普段のバラエティ番組で何十メートルもあるような断崖絶壁に登ったら、もっとタレントとしてのスイッチを入れて騒いでると思うんですけど、ただ険しい顔をしてるとか、グッと恐怖をこらえるとか。それらも新鮮に映るかもしれませんし、普段、いかに大袈裟にやってるかバレてしまう恐れもあります(笑)。
なんとなく前からうっすらとやってみたいような、やってみたくないような、なかなか重い腰が上がらないことを今回は思い切ってやってみました。どうなるかわからないけど考えても進まないので、まずやってみようということで手探りでやってみましたが、蓋を開けたら予想以上に何もかもうまくいかなかったですね。気力、体力、根性、意気地、すべて足りなかったです。そして何一つ取り繕うことなく足りない部分は足りないまま放送されるので、まさにドキュメンタリーになってると思います。
改めて自分の頭で考えていることと、現実の厳しさを痛感しました。でも、これもやらなかったらそれも永遠にわからなかったことなので後悔はありません。ずっとやってみたかったことなんですけど、実際、やってみた結果、全部二度とやりたくないことに変わったかも。それぐらいに打ちのめされました。
でも、自分の人生のやりたいことリストの少なくとも3つは消せたと思いますので満足です。まだそのリストにはいろいろあるので楽しみに待っていてください。なんせ死ぬまで密着してくれるということですが、今回の密着を見てもらえれば、本当にいつか死ぬかもしれない、そう感じてもらえると思います。まぁ、僕もそれで人生が終わるんだったら芸人として満足です。いや、やっぱ嫌ですね(笑)。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
劇団ひとりに“死ぬまで密着”のドキュメンタリー番組「ひとりの一生涯」 https://t.co/rIrJxJxX4u
ひとり「ドキュメンタリー風ではなく、本当にドキュメンタリーとして密着してもらうので、極力カメラを意識せずにやりました」