「ワタナベお笑いNo.1決定戦2024」の決勝戦が本日6月15日に東京・イイノホールで開催され、
「ワタナベお笑いNo.1決定戦」は、ワタナベエンターテインメントが主催する賞レース。今年の決勝ではちゃんぴおんず、ナチョス。、ファイヤーサンダー、リバーマン、Gパンパンダ、Aマッソ、ゼンモンキー、チュランペット、ジグロポッカ、江戸川ジャンクジャンクが激突し、その様子をふかわりょう、アンガールズ田中、加地倫三氏、佐久間宣行氏、小松純也氏が審査した。
「今年でラストイヤー」と自ら最後の挑戦に決めていたというAマッソ。1本目はカフェを舞台にした友人同士のコント、2本目は留学をテーマにしたコントで栄冠を勝ち取った。
Aマッソ コメント
──優勝した今の気持ちは?
むらきゃみ:すごく胸が高鳴っておりまして……。この胸の高鳴りは今夜中には静まらないと思います。
加納:詩人やなあ(笑)。「M-1」「キングオブコント」「ワタナベお笑いNo.1決定戦」と、どの賞レースでもいつも最悪の気持ちで終わってたんですよ。「今年は最悪な気持ちにならずに終われたな」というのが率直な心境で、それがうれしいです。
──賞金100万円の使い道は?
加納:100万円を使ってYouTubeの大型企画ですかね。オダウエダ植田を海外に拉致したり(笑)。
むらきゃみ:嫌や! 50万円で分けようや!
──優勝を一番に伝えたい人は?
加納:チャパティですね。予選からずっとライバルとして名前を挙げていたので。知らんですか? インドから来た芸人、チャパティですよ。
──「ワタナベお笑いNo.1決定戦」はお二人にとってどういう大会?
加納:過度な美談がないところが私たちの好きな大会ではありました。ファンの気持ちが強すぎたり、芸人たちがオリンピックみたいに挑んでたり……みたいな最近の加熱する賞レースブームとは違って、ほどよい緊張感で楽しめる大会。何をやってもいいので毎年楽しんでました。
むらきゃみ:今回でやっと光を得た感じがします。前は暗転の気分やったんですけど、今日は明転しました。
──これを経て次なる目標は?
加納:賞レースよりは単独ライブを成功させること。今回で「いけるやん」って思った新規の人も来てほしいです。
むらきゃみ:うちらのことをいっぱい好きになってほしいです!
──大会中の手応えはいかがでしたか?
むらきゃみ:バリあった!
加納:そうなん!? 1本目は初下ろしの新ネタだったので怖かったです。
むらきゃみ:1本目は2人とも緊張して、“一噛み”ずつしてたな(笑)。2本目は加納さんがパワフルに引っ張るネタだったので、私の熱量も全部加納さんに集めて放出してもらった感じです。……でも、どっちもバリうけたなあ! ホクホクしました! 焼き芋です!
加納:今のは絶対に書いてください。「焼き芋です」って。
──むらきゃみさんに改名効果はありましたか?
むらきゃみ:ありましたね! 改名してからいいことはあったんです。前好きだった男から連絡きたとか。
加納:いいことか?
むらきゃみ:あと靴下を履くときにつっかえへんとか。でも今回が一番いいこと! 改名効果を証明できました! ありがとうございます!
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
最後の挑戦でワタナベNo.1になったAマッソ、むらきゃみ「この胸の高鳴りは今夜中には静まらない」 - お笑いナタリー https://t.co/ZKqGwWbHF6
加納「どの賞レースでもいつも最悪の気持ちで終わってたんですよ。「今年は最悪な気持ちにならずに終われたな」というのが率直な心境」