大宮劇場10周年で10のキャンペーン　オーミヤンズ5からビッグなお知らせも

埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場が、2024年7月で10周年を迎える。これを記念し、来年7月までの1年間にわたって「『お』もしろくて『お』とくな『み』っしょん『や』ります！キャンペーン」と題した合計10のキャンペーンを展開する。

その内容は、オリジナルグッズの販売や、終演後のお見送り企画、「SNS週末ジャック」として劇場ロビーからYouTube、Instagram、TikTokで生配信など。デニス、ダンビラムーチョ、入間国際宣言、素敵じゃないか、ネイチャーバーガーからなるオーミヤンズ5からビッグな知らせも予定されているという。

劇場オープン月である7月6日（土）、28日（日）の公演合間には、大宮にゆかりのある芸人が10枚のカードを持ってラクーン館内に出没。当日チケットを持っていて、その芸人を発見することができた人には先着各10名で賞品が贈られる。詳細は劇場のオフィシャルサイトやSNSで確認を。

このたび、大宮セブンメンバーのタモンズをはじめ、同劇場に多数出演してきたトット、アイロンヘッドからコメントが到着。

タモンズ コメント

大波：大宮ラクーンよしもと劇場が10周年を迎えました。みなさん本当にありがとうございます。10年前は本当に治安が悪く酔っ払いがいないときがなかったと記憶しています。この10年ですっかりお笑いファンで溢れかえる劇場となりました。大宮は全吉本の劇場の中でも一番人間が見える劇場だと思います。面白いはもちろん、人間の葛藤や迷い憤りがストレートに見れる劇場です。生きるのにしんどいなと感じてるみなさん、同じような苦悩を抱えながらも必死に立ってる人間を見られる劇場となってます。 これからもよしもときってのドキュメンタリー劇場としてがんばっていきますのでよろしくお願いします。

安部：大宮ラクーンよしもと劇場10周年おめでとうございます！ お客さんにたくさん入ってもらえる劇場になった今でも、年に数回テレビスターの先輩方や大師匠が出演となると、スタッフ総出でテンパっている大宮劇場が愛おしく、 芸人が粗相をしそうになるとすぐさま隠す用の布が袖から放り込まれる大宮劇場は心強いです。 これからも大宮劇場の舞台が豚骨ラーメン屋の床と間違えられるくらい芸人の汗でベトベトにしたいと思います。

トット コメント

多田：10周年おめでとうございます！ たくさん出してもらってうれしいですね！ 真っ直ぐなライブも、「何おもろがってんねん」なライブも、幅広く楽しめるのが大宮だと思います！ これからも皆さんに楽しんでもらえるよう、がんばっていきますので、お待ちしてます!!

桑原：どうも、大宮セブンのトットです。嘘です。よく間違えられますが大宮セブンではないです。でもそれぐらい出演させて頂いてますね。大宮劇場の寄席公演は上質で面白いライブですので是非来てください。たまにある謎のタイトルのライブはお笑い魔界に引きずり込まれる可能性があるのでお気をつけ下さい。10周年おめでとうございます！

アイロンヘッド コメント

辻井：大宮ラクーンよしもと劇場10周年おめでとうございます。東京に来て8年目。大宮の劇場には本当にお世話になってます。大宮の劇場は昔から実験的な企画が多く、ライブが終わると芸人同士が自然と不思議な絆で結ばれていることが多いです。そのおかげで進出当初は東京の芸人さんとも打ち解けるのが早かったですし、とても感謝しています。いろんな思い出がありますが、一番申し訳なかったのは、すゑひろがりずさんがテレビで「ネタ中に辻井の髭剃りの音が客席に響いてしまって慌てて楽屋にやって来た舞台監督さんに注意を受けていた」というエピソードを披露されたのがキッカケで楽屋の壁を厚くする工事をさせてしまったことです。近隣トラブルみたいな事態を招いてしまってすいませんでした。攻めた企画にお客様をポカンとさせる日もありますが、ハマると爆発的な盛り上がりを見せる湘北高校のバスケットみたいに魅力的な劇場です。今後もお客様と共に楽しい時間を作り上げられるようにがんばりますのでどうぞよろしくお願い致します。

ナポリ：大宮ラクーンよしもと劇場様10周年おめでとうございます。いつもお世話になっております。大宮ではいつもギリギリのライブを企画なさってくれて、どのライブでも直前でどうなるんだろうと思いながら、ワクワクしながら舞台に立たしてもらっています。楽屋での出来事を1カ月後には舞台化してイベントにしてしまうフットワークの軽さ。ウケるかどうかわからないがやってみる価値のあるイベント。タイトルだけが先行して内容が伴っていないイベント。どんなイベントでも、みんなの力でお笑いに変える素晴らしい劇場です。まさに、なんでも笑いに変えてくれる人間味の劇場。アバンギャルドな、そして、芸人の底力を見せる劇場として、100年続きますように願っております。