芸歴5年目以下の若手芸人No.1決定戦「UNDER5 AWARD 2024」の準決勝(東京会場)を
5月30日に大阪・YES THEATER、6月1日に千葉・イオンモール幕張新都心で実施された「UNDER5」の準決勝。既報の通り、東京会場にはあくびぼうや、家族チャーハン、ツンツクツン万博、群青団地、キャプテンバイソンら35組が出場した。
ガクテンソクよじょうは「5年目以下でこんなにうまいんやってビックリしましたね。芸歴制限のない賞レースでも上位に残りそう」と出場者たちのネタを称賛。奥田は「僕らの若手時代はジャルジャルさんや天竺鼠さんのように5年目以内ですごい人たちが1、2組いたんですけど、今はもっと多い。ネタの方向性も多岐にわたっていて、いろんな種類のすごい芸人がいて見応えがあったなと思います」と述べる。
印象に残ったネタを聞かれると奥田は「コントではハッピーエンドなものが多かったんですけど、その中でもあおいちゃんはダントツでした。『ハッピーエンドにするんやったらこれじゃないと!』と思ったし、ハッピーにする意味がちゃんとあるから、拍手も起こるし、お客さんのウケもついてきていました」と回答。よじょうも「あおいちゃんと似た設定のコンビもいたんですけど、その中でも頭ひとつ抜けてましたね。大拍手で終わったし、ウケ方がめっちゃよかった感じがします」と同意した。
ほかにも奥田は「伝書鳩もウケてましたね。トリオであることをうまく使っていて面白かったです」「トップバッターの私東京はけっこう凝ったテーマの漫才をやっていた。ボケの子が変なことを言っているんですけど、お客さんが前のめりになって聞いてる感じがして、いい漫才やなと思いました。後半だったらもっとウケたやろうな」とコメント。また、よじょうは「10億円の山内仁平はストロングスタイルで設定もちゃんとしていて面白かったですね。コンビでも面白いのに、1人でも面白いのがすごいなと思いました」「人間横丁は新しい感じのスタイルでしたね。女の人(内田紅多)がやたらと落ち着いていてすごかったです」とお気に入りを挙げた。
賞レースの決勝で戦うときに大切なことを聞かれた奥田は「結局は緊張するので、僕の場合は『比較的ウケる“ありネタ”をしに来ただけやしな』『よう考えたら新ネタやるときのほうが緊張してるわ。今までウケてんねんからいけるやろ』と思うようにしています。このテンションで舞台に立てたときはパフォーマンスがいい」と平常心でいることの重要性を説明。さらに「気持ちはわかるけど、決勝が決まった人には『ネタをこねくり回すなよ』とお伝えしたいですね。こねくり回してギャロップが『M-1』でエラいことになってたので(笑)」と述べ、よじょうも「決勝に進めてラッキーぐらいに思っておいて『優勝したいんだ!』と強く思わないように」とアドバイスを送った。
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