今くるよは京都市出身で、1970年に今喜多代に弟子入り。その後、高校時代の同級生で同じソフトボール部だった相方・今いくよと「今いくよ・くるよ」を結成した。細身で濃いめのメイクとつけまつげがトレードマークのいくよ、ふくよかな体系に派手な衣装のくるよの対比を生かしたネタや、体を張った軽妙な掛け合いで人気を集め、女性漫才師のパイオニアとして劇場やテレビ番組、CM、映画など多方面で活躍していた。
2015年5月にいくよが逝去したあとは、後輩の女性芸人を集めたイベントの開催を続けながら、今いくよ・くるよに扮した中川家とユニット“Wくるよ”としてテレビ出演するなど、活動を続けていた。2022年4月、なんばグランド花月で開催された吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」に出演したのが最後の舞台で、昨年2023年には「第26回上方演芸の殿堂入り」で名人に選ばれている。
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今くるよが膵がんのため死去 https://t.co/fsVR4ho52j