本日9月23日、コント日本一を決める大会「キングオブコント2011」(TBS・MBS系)で
番組でロバートは、1本目に戦国時代村のベテラン役者コント、2本目に自動車整備工場を舞台にしたコントを披露。それぞれ10点の持ち点を持つ100人の芸人審査員の採点で942点、934点の合計1876点を獲得して第4代チャンピオンに輝いた。
放送終了後に行われた会見では、3人がハイテンションで優勝を報告。以下に会見の様子を掲載する。
ロバート優勝会見
――優勝した喜びを。
山本:何カ月かずっとキングオブコントのことばかり考えてました。決勝に進出してから毎晩のように3人で会って稽古を繰り返して。その成果が出たかな。
秋山:半年前くらいにヘルニアになって動けなくなり、(1本目の)忍者のネタで軽やかに動きたいがために手術をした。すべてキングオブコントのため。「あ、手術してよかった」と思いながらネタやってました。
馬場:結果が出てから「泣いちゃうな」と思いました。勝ったままの自分の姿を取っておきたい。
――3026組の頂点に立った感想は?
秋山:デビュー当時からコントだけやってきたので、ずっとこういった大会で優勝したいと思っていた。感極まる。よかったですね、ほんとに。
馬場:最後の最後まで緊張しました。
山本:(ロバートの直前に披露された
秋山:そこはスイッチを切り替えて(2本目のネタでは)「凄まじいキャラクターになりきろう」と。たぶんギリギリのキャラクターだと思います。本番前に「ギリギリの感じになるだろう」と山本に言いました。
馬場:いつも頼りない山本が、ネタ前に暗転したとき「大丈夫だから」って言ったんですよ。「おまえが何言ってんだよ!」って思ったけど、励みになりました。
秋山:「2700に持っていかれた!」と思った。最後のネタは一か八かみたいなところがあったので、ハマってよかった。怖かったですね。
――(2本目の)ネタの名前は?
秋山:「シゲとオサダさん」。けっこう前に作ったネタで、ライブとかであまりやらないで温めていたネタなんですけども、コンテストに持ってこられてよかった。
――想い入れの強いネタになるのでは?
秋山:ただ、劇場では受けないときもあるんですよね。好きなのは忍者のネタのほう。デビューしたての頃に「こういうの好きだな」って言ってたが、力量も構成力もなかった。そしたら1年くらい前に馬場が「あれ(忍者のネタ)今できるんじゃない?」って。
馬場:僕がきっかけ作った!
秋山:うるせえよ!
――賞金の使い道は?
秋山:トリオなのでわけます。ただ「トリオは3等分」みたいな暗黙の了解が大嫌いなので。
山本:みんな「3等分するんだろうな」って思ってるんじゃないの?
秋山:僕がいちばん笑いを取ったので600(万円)。
馬場:じゃ、俺がきっかけ作ったということで300(万円)。
山本:じゃ、俺100(万円)かよ!
――あらためて使い道を。
山本:手伝ってくれた作家さんと食事に行きたい。
秋山:西日暮里とかで豪遊してみたいですね。由紀さおりさんのように、よく食事に誘ってくださる“熟した方”がいらっしゃるので、ごちそうのお返しがしたい。
馬場:衣装のフルセットを家に飾りたいです。
秋山:あと、若手がネタをやる場が少なくなってるので、ちっちゃな劇場みたいなの作りたいな。
山本:大御所か!
――(2008年の第1回出場から)3年間での自分たちの成長は?
馬場:「扮装に頼ったらよくないのかな?」と思ったのであまりやらなかったが、全開でやりました。
山本:前よりも声が出るようになりました。大舞台ってツッコミがハマらないとダメだけど、スムーズにいった。
秋山:2008年よりも体重も増えて、ちょこっと変な顔したときに笑ってもらいやすい顔になった。
山本:ビジュアルのことばっかじゃねーか。
馬場:大事だよビジュアルは。
秋山:あと、楽しめるようになった。コンテストコンテストするのではなく「力を抜いてやろう」みたいな。予選の合間に海水浴に行ったりしたのがリラックスできてネタに響いたのかも。
――秋山さんの(番組内で言っていた)「優勝するのオレだ!」が、ボケでなくなります。
秋山:2011年、第4代キングオブコントは俺だー!!
山本:「俺たちだ」にしろよ! みんなでがんばったんだろ!
秋山:これがボケじゃない、という状況になって嬉しいです。
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