卒業公演ではダイタクMCのもと、集結したムゲンダイレギュラーと共にオズワルドがさまざまな企画に挑戦。オープニングでオズワルドが漫才を披露したあとは、「即興ギャグバトルロワイヤル」「指令棒を探せ!」「早食いチャレンジ」などが実施された。トニーフランクのギター演奏に乗せて、サンシャイン坂田が「オレたちだけが知っているオズワルド」を明かしていくコーナーでは、オズワルドの結成から卒業までのエピソードが紹介され、その中にはオズワルドとマネージャーが3人で泣いた「M-1グランプリ」決勝進出前に起こった悔しい出来事も。坂田の魂の咆哮に仲間は拳を突き上げ、客席も呼応すると、さまざまなものが込み上げてきたのか伊藤は下を向いて涙を拭いていた。
最後は、シマッシュレコードが演奏する楽曲「ありがとう」をバックにオズワルドの2人がメッセージ。畠中は「芸人になってからお世話になっている劇場で、かけがえのない仲間たちにも出会いました。僕が入院したときも、本当にたくさんの先輩、後輩、同期が駆けつけてくださって、仕事で来られない方からもメッセージをいただきました。 僕が信頼している人種って芸人なんですよね。家族と芸人だけは絶対に裏切らない。最高の絆だなって思っています」と語り、思い余って「大好きな∞ホールなんで……卒業やめます!」と卒業撤回宣言。伊藤に「こんだけやってもらって、逆に申し訳ないから!」とツッコミを入れられる。
続いて伊藤は「前のコンビのときから立たせてもらっている劇場で、10人以上いるお客さんの前でやったことがなかったですし、月2回のライブを繰り返すだけだったんで、最初は本当に∞ホールが好きじゃなかったんですよ。畠中とコンビを組んで芸人と絡ませてもらうようになって、最初は嫌いだったダイタクさんとか、ネルソンズさんとか、あとオレたち2人はコットンの西村をまったく信用していなかったんですけど……近づけば近づくほどみんないい人で、優しい。なによりも、今の時代の∞ホールが史上最強のお笑いの劇場だと思っています」と思いを吐露。声を震わせてながら「4月7日に(出番があって)また来るんですけど……」と笑わせ、「12年間、お世話になりました」と挨拶して締めくくった。
この公演の様子はFANY Online Ticketにて明日4月2日(火)21時40分まで視聴可能。チケット購入は同日12時まで。
同劇場のバトルに長年参加し、2021年4月の劇場リニューアル以降は看板メンバー“ムゲンダイレギュラー“として劇場を引っ張ってきたオズワルド。「M-1グランプリ2019」で初の決勝進出を果たしてから4年連続でファイナリストとなり、多くのファンを集め劇場を盛り上げた。
卒業発表時には「∞ホールは僕にとっては一番思い入れのある劇場で、目を閉じると数え切れないほどの思い出が蘇ってきます。僕が卒業しても、あの畳に染み込んだ僕の寝汗は消えません。畳を見るたびに思い出していただけたらうれしいです」(畠中)「芸歴=ずっと無限大にいました! いや、最初は居れもしませんでした! 思い出は死ぬほどありますが、一番はオズワルドを組んでから彩lessonで初めてその日の一番になれたことです! 兆楽で泣きました! ∞ホールは僕にとって、先輩後輩同期の芸人、スタッフさんやお客様に酸いも甘いも教えてもらった、芸人として育ててもらった原点だと思っています!」(伊藤)とコメントしていた。
たっきー @taki1976owarai
オズワルド卒業公演
「卒業するんだってさーーーー!!」
3月31日(日)21:40〜 ヨシモト∞ホール
配信1,500円 ※アーカイブで4/7(日)21:40まで視聴可
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