9月23日(金・祝)にコント日本一決定戦「キングオブコント2011」(TBS・MBS系)が放送される。お笑いナタリーでは、3026組のエントリーの中から決勝まで勝ち上がったファイナリスト8組に取材を敢行。9月14日より8日間連続で決勝戦のネタ順に1組ずつ一問一答を掲載している。
本日紹介するのは、3年ぶりに決勝の舞台に戻ってきた
早くからテレビのレギュラーを持ち活躍し続けてきた3人。彼らが改めて見せるコント魂にぜひ注目しよう。明日はラブレターズの一問一答を掲載する。
ロバート一問一答
――ここまでの苦労はありますか?
秋山:そうですねー、2008年からずっと頭の片隅にありましたんで、正直嬉しいです。去年は出られませんでしたが、2009年は準決勝で時間オーバーがあったり、なかなかいい感じにいかなかったので。単独ライブはやっていないんですが、2カ月に1回の新ネタライブをずっとやってきました。
馬場:ほんと嬉しいですね。
――ロバートのネタの作り方とは?
秋山:僕が作って、2人の前でまずやります。
馬場:僕らがやるのは、「時間どうしようか」とか「ここ切る?」とかそれくらいですね。笑いの方向性とか、ボケがどうとか全然ないです(笑)。
山本:意見が食い違うこともないですし。
秋山:コンテストの1週間くらい前にやっと彼らから意見が出てきたりしますね(笑)。でも僕は作ることに集中しすぎてるので、どこを短くするかとかの意見は助かりますね。
馬場:トリオの中でも客観的に見てるんです。
秋山:なんだよ、その急にカッコイイ感じは。お前演者なんだから客観的に見るなよ。
山本:なんでディレクター目線なの。演出してるみたいな。
――ファイナリストとして名前を呼ばれた瞬間はどうでしたか?
秋山:いやちょっとね、2日間にわかれてて、ほかのネタ見ながら計算した中では、自分たちはギッリギリのラインだなぁと感じてましたね。でもキングオブコントでやりたいと思ってたネタだったので、その中でウケて良かったです。とにかく1000万なくてもいいんで、この称号が欲しいです。みんな思ってるかもしれないですけど。
――自身でロバートのネタの特徴を分析すると?
秋山:一番思うのが、“ボケ・ツッコミ”じゃなくてドラマみたいな感じなので、その中にいかにいいキャラが降ってくるか、いいコンディションでできるか、というのはありますね。
山本:僕は……そんなにコントに出てないような……。
馬場:僕と秋山にはコントの中で関係性がある役なんですけど、山本は基本他人ですから。
山本:そうなんですよ。だから一番標準な奴をやるってことですかね。
秋山:でもコンテストだと山本が急に力入れちゃって全然違うんですよ。絶妙なときが一度もないです。
馬場:ちょっと芸人の顔出しちゃうんですよ。
山本:欲張っちゃうんですね。
秋山:とにかく決勝まで今の顔を崩さないでほしい。
馬場:何も教えないっていうのがいいんだよ。
秋山:キングオブコントの決勝で、たまたま、俺と馬場という変な奴を見かけたっていうのでリアクションして。9月の23日にTBSで待ち合わせしよう。
山本:いやいや、俺めちゃめちゃ怖いよそれ!
――決勝を終えたあとはどういう状況でいたいですか?
秋山:ルミネtheよしもとの裏方さんとかに「良かったっすね」って小声で言ってもらえるのが一番の贅沢かも知れないですね。いつも無口な大道具さんとか。
馬場:いいね。確かに。小道具渡してくれる女性とかね。
山本:リアルな言葉で嬉しいね。
秋山:それがあれば、ずっとスベり続けてもやっていけますね。
山本:スベり続けるのはダメだよ(笑)。
「キングオブコント2011」
放送日時:2011年9月23日(金・祝)19:00 ~ 21:48
MC:ダウンタウン / 出水麻衣(TBSアナウンサー)
出演者(1本目のネタ順)
トップリード / TKO / ロバート / ラブレターズ / 2700 / モンスターエンジン / 鬼ヶ島 / インパルス
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