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今月1月5日より公開されている「笑いのカイブツ」は、“伝説のハガキ職人”と呼ばれたツチヤタカユキの私小説を実写化した作品。笑いに取り憑かれた主人公・ツチヤを岡山天音が演じている。
会場に現れた令和ロマン・髙比良くるまは「えーと……Cの4……」と客席に座ろうとし、松井ケムリから「お前の席ないよ!?」とさっそくツッコまれる。その後も「『ライフ』以来の『おめーの席ねぇから』ですね」とボソボソ言いながら立ち位置に向かい、ケムリから「しゃべりながら歩くな!」と立て続けに注意された。
滝本監督いわく、令和ロマンは吉本興業から漫才指導要員として提案された芸人たちの1組だったという。そんな彼らが映画公開の約10日前に「M-1グランプリ2023」で優勝したことについて、くるま本人は「俺たちが優勝して本当によかったっすね! マジでラッキーじゃないっすか!?」と恩着せがましくコメントし、滝本監督は「う……うん、ありがとうございます」と苦笑いを浮かべていた。
仲野太賀と板橋駿谷が扮する漫才コンビ・ベーコンズの漫才は、ツチヤが台本を書き、令和ロマンが現場で調整していったという。令和ロマンとベーコンズをシャッフルしての練習も行われたそうで、くるまは「太賀さんはケムリ先生の7倍くらいツッコミがうまかった!」と意気揚々と述べる。ケムリは「じゃあ太賀さんとM-1出たらいいだろ!」とイジけるが、くるまから「『ここがネットニュースの見出しになったらいいなぁ』みたいなコメントするなよ! 『くるま、仲野太賀とM-1出場』じゃないんだよ!」と鋭い指摘を受けてしまった。
ベーコンズの漫才は一発本番で笑い声も足されておらず、本当のお笑いライブに近い状況で撮影されたそう。これについてケムリは「もしもベーコンズがめちゃめちゃスベってもそのまま出すつもりだったんですか?」と恐る恐る質問。滝本監督が「そう」と答えると、令和ロマンは「よかったー! あぶねー!」と安堵した。
本作では出演する芸人のオーディションも行われており、くるまは「ブラゴーリの大ちゃんとか落ちちゃったらしいですね」と暴露。ひときわ大きな笑いが起こる中、ケムリは「名前を出すな! ネットニュースになっちゃうだろ、『ブラゴーリ大ちゃん、オーディション落ちる』って!」と声を荒らげていた。
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