出演したのは前回と同じくマヂカルラブリー、
ダイヤモンドはウエストランド井口から「ダイヤモンドno寄席」がただの身内ノリだと批判されていることにしょぼくれている様子。野田が「違うよな?」と手を差し伸べるも「……その通りです」と認め、「おめーら最下位だろ!」などと罵倒されながら大人しく席に戻る。マヂラブ村上は「これも身内中の身内だろ(笑)。何が面白いんだよ(笑)」と今まさに身内ノリが発動している現場を俯瞰でツッコミ。「キャラ弁」呼ばわりされたザ・ギース尾関は突然、永野に「古い髪型だな!」と指摘され、ネタのときには髪型を変えるよう言いつけられた。
そんなにぎやかなオープニングのあと、まずはマヂラブが漫才を披露。予想できる展開だったのか、いきなり「才能枯れた?」という野次が飛ぶ。2番手のダイヤモンドはコントでシュールな世界観を醸し出すが、客席は「わからされたくない」「考えたくないよね」「変な顔しろよ!」「顔芸、顔芸!」と理解することを放棄する。ゆっくりと暗転していくオチ(徐々暗転)にも納得いかず、野田は照明スタッフに「明るくしてください!」と勝手に指示を出し、コントを終わらせない。その後、客席芸人たちの要望で徐々暗転、徐々明転が何度か繰り返され、薄暗い中でダイヤモンドの2人が顔芸をするという新たなオチが誕生。「顔芸だ、2人とも!」とダイヤモンドの真の魅力が発見されたところでようやくネタが終了した。
ランジャタイも彼ららしいぶっ飛んだ設定の漫才を繰り広げるが、永野は「ついていけない。俺、年だから。(今年)50歳だからわからない。想像力が追いつかない。君の発想は、不思議!」とお手上げの様子。それでも国崎はわかってもらうことを諦めず、奇想天外な設定を丁寧に、はっきりとした口調で説明する。動きがメインの場面へと移ると、永野は「これは意味わかんないけど面白い! 50歳でも笑える」と大喜び。最終的に「50から見て、伊藤はかわいい。いいコンビだ!」と認めた。
残り5組が控えているにもかかわらず、公演の時間はあと18分ほど。次のザ・ギースは「冒頭でつまんなかったらカット」となることが告げられる。しっかり髪型を変えてきた尾関に対する笑いは起こったものの、野田はコントの序盤でカットの号令を出す苦渋の決断。照明の落とされたステージにうっすらと浮かび上がる高佐の不満そうな顔が一同に恐れを与える。
続く脳みそ夫は「これカットだろ!」「YouTubeで見れるだろ!」「誰が呼んだんだよ!」と暴言が飛び交うのも構わずマイペースにパフォーマンス。すると決めゼリフの部分で得体の知れないおかしさが爆発し、一同は腹を抱えて笑った。文句は噴出しながらも脳みそ夫は最後までネタを披露でき、野田がどこでカットすべきか判断しかねたゴー☆ジャスも見事完走。モダンタイムスの軽快な歌ネタは、最初はノリノリだった一同を次第に飽きさせてしまっていた。
ラストは「初心に返った」という永野が「ラッセン」で会場を沸かせる。盛り上がってきたところで、年齢を重ねた熟練の顔芸で会場を恐怖に陥れる一幕も。全員のネタが終了すると、1組だけ最後までネタをやり切ることができなかったザ・ギースが再度ステージへ。「次回はトップバッターで」と約束を取り付けていた。
「マヂカルラブリーno寄席」の配信はこのたび延長が決定し、1月16日(火)までFANY Online Ticketにて視聴可能。また「マヂカルラブリーno寄席開催記念くじ」も展開されている。
マヂカルラブリーno寄席
日時:2024年1月1日(月・祝)19:00開演 20:00終演
会場:東京・シアターブラッツ
料金:配信のみ1200円
チケット:FANY Online Ticketにて1月16日(火)12:00まで販売中。
視聴期限:1月16日(火)19:00まで
<出演者>
マヂカルラブリー / ランジャタイ / 永野 / ゴー☆ジャス / ザ・ギース / 脳みそ夫 / モダンタイムス / ダイヤモンド
マヂカルラブリーno寄席開催記念くじ
料金:800円(1回)
販売スケジュール:1月1日(月・祝)12:00~1月22日(月)23:59
景品
A賞:マヂカルラブリーボイス入り目覚まし時計
B賞:【選べる】直筆サイン入り抱き枕カバー
C賞:アクリルスタンド
D賞:ヘアゴム
E賞:ライブ写真使用 缶バッジ
F賞:ライブ写真使用 ミニフォトカード
10連特典:クリアファイル
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
ダイヤモンドの顔芸が開花「マヂカルラブリーno寄席」時間なくザ・ギースだけ強制終了 - お笑いナタリー https://t.co/KF4kzSrkKB
今年もカオスで面白かった!