ビジネスパーソン向けの雑誌「DIME」(小学館)発の企画「小学館DIMEトレンド大賞」は、1年を象徴するヒット商品、話題を集めたサービス、人物、団体、これからのブレイクが期待できるモノ、コト、ヒトなどを表彰するアワード。「ライフスタイル部門」「家電部門」「IT・ビジネス部門」「食品部門」「エンタメ・カルチャー部門」といった部門別に選出され、大賞は生成AIのChatGPTが獲得している。
ウエストランドは、「どういう賞なのかはさっぱりわかってない」とベストキャラクター賞の受賞を不思議に感じつつも、井口は「コンテストじゃない賞をいただいたことがなかったのでうれしい。『M-1』で優勝したからいただけた賞。ふと思い出したら、ダウンタウンの松本さんが『キャラクターとテクニックがあれば毒舌も受け入れられる』とおっしゃってくれていた。だから、(受賞したのは)僕ですよね。松本さんがおっしゃってくれていたことがこういうところにもつながった」とコメント。間もなく行われる今年の「M-1」決勝については「盛り上がってほしいけど、なんとか今年は『該当者なし』で」と新たなスターが生まれることに拒絶反応を示してみせた。
「M-1」優勝で知名度が格段に上がり、感謝しているが、不満も。「賞金が20年以上前からなんで上がらないんだよ! こんなに物価が上がっているのに!」と文句。こういった取材の場で「賞金の使い道」を聞かれ、何度もスベらされていることにも腹を立て、「5000万だったら(スベらされても)いいけど」と妥当だと思う額を提案する。また、次に獲得したい賞を聞かれると「『クソが』とか『ふざけんな』とか、悪い言葉で獲りたい」と話した。
王者としてどんな1年を過ごしたか尋ねると、井口は「駆け抜けました」と回答。河本は「僕こそシンデレラボーイ。劇的に仕事が増えた。でもまた最近は相方1人の仕事が多くなってきて、僕は適度にお休みいただけて、ごはんも食べられて、本当に幸せです」と噛みしめるが、井口に「誰が応援してくれるんだよ! そんな奴」と言われて「消えないようにがんばります!」と気を引き締めた。
なかやまきんに君は、YouTubeチャンネルの登録者数225万人以上、Z世代を中心に人気を博し、筋肉の専門家としての説得力もあり今年は10社以上のCMに出演している。デビュー時から変わらない芸をやり続け、20年以上経った今、賞を与えられたことに「大変光栄。(現在の人気ぶりを)想像していなかった。自分にできる得意分野は筋肉関係なので、ただその思いで始めて、気がついたらこの登録者数。驚いています」とコメント。また大谷翔平へのメッセージを求められると、「僕も『ヤー!』と『パワー!』の二刀流」と親近感を表しつつ、“筋肉三三七拍子”でエールを送った。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
ウエストランド河本、今年1年は「本当に幸せ」 - お笑いナタリー https://t.co/S4X7taLZji
河本「僕こそシンデレラボーイ。劇的に仕事が増えた。でもまた最近は相方1人の仕事が多くなってきて、僕は適度にお休みいただけて、ごはんも食べられて、本当に幸せです」