台風で飛ばされた家の屋根が校庭に落ちていた、モダンタイムス川崎の極貧時代を支えた1曲

11月23日に放送された「有吉ミュージックフェス」（テレビ東京系）の「実家が極貧だった貧乏芸能人の貧乏生活を支えた応援ソング」特集に、モダンタイムス川崎、きつね大津、ANZEN漫才みやぞん、アインシュタイン河井、銀シャリ鰻が登場。子供時代の極貧生活が語られた。

川崎が昔住んでいたのは、親戚の敷地内にあったニワトリ小屋を改造した家。小学校の頃、台風で屋根が飛ばされてしまい、小学校の校庭に落下していたエピソードを明かした。その屋根は先生や生徒と共に運んで再び設置したという。そんな川崎が心の支えにしていた楽曲は、Mr.Childrenの「innocent world」。「輝いた世界に行きたい」と思うようになったきっかけの1曲なのだとか。

大津は借金の保証人になっていた母や兄弟たちと「逃亡者のようなどん底生活」を経験。リフォーム前のボロボロな部屋で電気・ガスなしの生活を息を潜めて送っていたといい、スナックで働いていた母がよく歌っていたテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」を自身の応援ソングに挙げる。

みやぞんは母と4人の姉と生活。子供たちは1つのカップラーメンを奪い合うのではなく、譲り合ったと振り返る。テストの答案用紙を裏返し、「ギターを使ってテレビに出て活躍したい、お金持ちになりたい」と書いたことは19の「あの紙ヒコーキ くもり空わって」の歌詞とリンク。この楽曲で苦難を乗り越えたと言っても過言ではないと話す。

このほか、父がギャンブル好きだったという鰻は、お腹が空いて土を食べてみたが「むっちゃマズかった」と回想。河井はビルの屋上にあったプレハブでの極貧生活を改めて紹介した。

番組はTVerで見逃し配信中。壮絶な過去を持つ彼らが励まされた楽曲たちに耳を傾けてみては。