「ランジャタイのがんばれ地上波!」(テレビ朝日)初となる番組イベント「ランジャタイのがんばれ地上波!~秋の生ブチギレ王決定戦~」が11月7日に東京・豊洲PITで開催された。
「ブチギレ王決定戦」は、出場者たちが「ペットボトル」「ティーカップ」「100万円」などさまざまなものに激怒し、“キレ芸 No.1”を競ってきた企画。今回は
諭すタイプのキレ芸も
開演前から、きしたかの高野が歌う「浅草キッド」が延々と会場に鳴り響く中、いよいよイベントがスタート。オープニングでランジャタイ国崎は「高野の浅草キッドを聴き続けたせいで頭がおかしくなりそうになって、会場の外に飛び出たお客さんがいるらしい」と明かす。また年末年始に「ブチギレ王決定戦」が特番として放送され、イベントの優勝者が出演できることも発表され、出場者たちは「ブチギレよう!」と気合いを入れ直した。
最初の企画は、鏡に映った自らの姿にキレる「鏡の自分にブチギレろ!」。ここでは虹の黄昏が「ライブで調子こいて、テレビで緊張してんじゃねえよ!」、錦鯉・長谷川が「おじいさんだな! ジジイというより、おじいさんじゃねえか!」と声を荒げて笑いを誘う。そんな中、高木ひとみ○は「てめえ、いくつだよ……」「なんなの? 本当に」「いつまでその格好してるの?」と諭すタイプのキレ芸を披露。さらに「だから親にも『慣れない』って言われるんだよ」「もともとは女優さんになりたかったんでしょ? 樹木希林さんに憧れてたんでしょ? 女優さんの養成所に200万円払ってさ……爺ちゃんに畑まで売らせてさ……」と自虐エピソードで畳みかけ、この競技の勝者となった。
ベストバウト続出の「追いかけてブチギレよう!」
続く企画「追いかけてブチギレよう!」は客席横の通路を思い思いに移動し、出会った2人がブチギレ対決をするというものだが、きしたかの高野が理由もなくいきなり失格となり、舞台から降ろしてもらえない。「俺が何をした!」「開始1時間で特番なくなったじゃねえかよ!」と喚く中、本当に競技がスタートしてしまった。
高木ひとみ○と錦鯉・長谷川の対決では、2人のとぼけた雰囲気が化学反応を起こす。長谷川は「なんだその三つ編み!」「変な声!」「何が『ひとみ○』だ! お前は『ひとみ×』だ!」と責めるが、高木も「素人レベルのイジりしてくんじゃねえよ」「なんかさ、ジジイだからさ、言いづらいんだよ」「(悪口)言ったらこっちが悪くなるじゃん」と反撃。周囲が「おじいちゃんと孫(のケンカ)みたい」とザワつく中、2人は徐々に言うことがなくなり、最後は高木が「きれいな目をしてるね」と褒め、長谷川がただ照れるという不思議な結末を迎えた。
ヤマゲンとマシンガンズ滝沢の戦いでは、ヤマゲンが開口一番「俺なぁ、顔面捨てたろ思てんねん、こんな肌! どうやって分別するぅ!?」とゴミに絡めてふっかける。滝沢から「燃えるゴミじゃー!」「埋立地に埋めてやるわー!」と絶叫されると、「豊洲みたいやなあ! ほなここにヤマゲンPIT建てたらぁい! ほならまた、こんなフェスもできるしのう!」「燃えカスなっても肌荒れといたらぁ!」と鬼気迫るキレ芸を見せ、一同から「強すぎる」と絶賛された。
ヤマゲン独走
曲のイントロ中にブチギレて、Aメロが始まったら歌い出す「キレてる途中に歌え!」ではトップバッターのヤマゲンが圧巻のパフォーマンスを見せ、会場も大盛り上がり。彼はあまりの観客の反応のよさに「俺のために集まってくれたん?」「勘違いしてまう」と苦笑いし、ほかの芸人たちも「ヤマゲンin豊洲PIT」「ヤマゲンファンの集まり」「ヤマゲンソロコンサート」と囃し立てる。2人目以降のチャレンジャーは誰一人として、タイミング良く歌い出すことができず、ヤマゲンのすごさが改めて浮き彫りとなった。
ほかにも「無言でブチギレろ!」「ランジャタイにブチギレろ!」といった企画が行われたが、ヤマゲンの独走状態感は拭えず、彼の総合優勝が決定。ヤマゲンは「これで特番に出られる?」とスタッフに確認するが、「(ヤマゲンの)スケジュールを聞いてみないとわからない」と返され、「なんでやねん! 俺はガラガラに空いてるやろ!」とブチギレていた。
「ランジャタイのがんばれ地上波!~秋の生ブチギレ王決定戦~」の模様はテレ朝動画で11月29日(水)23時59分までアーカイブ配信中。エンディング後、国崎が一向に帰ろうとせず、全員にブチギレられる様子も収められている。
ランジャタイ 伊藤幸司 @ranjyatai11
みんなとてもすごかったです! https://t.co/EO6Zm4VVoW