ギャロップ、全国ツアーNGK公演にマシンガンズ　今後も「話し合い避けず」漫才に向き合う　

今月7月から自身初となる全国ツアー「漫才やろな！漫才やりましょ！」を愛知、福岡、京都、大阪、東京で開催するギャロップ。昨日7月13日に吉本興業大阪本社で会見を行った。

結成16年目以上の漫才賞レース「THE SECOND～漫才トーナメント～」初代王者となったギャロップがコンビ結成20周年を記念して実施するこのツアー。タイトルの「漫才やろな！漫才やりましょ！」は「THE SECOND」の優勝会見で2人で語っていた言葉だ。既報の通り、「THE SECOND」で対戦したラフ次元、テンダラー、囲碁将棋などをゲストに迎えて各地を巡る。11月の大阪・なんばグランド花月公演には決勝で争ったマシンガンズの出演が決定。毛利は「他事務所のマシンガンズさんがなんばグランド花月に立つというのは、正直見応えがあるのではないか」と期待する。

以前NGKで単独ライブを打った際はチケットを手売りするという苦労があったため、売れ行きを心配している様子のギャロップ。林は「人気があるコンビではないのは自覚している」と述べ、「僕なりのポジティブなんですが『来年、再来年やるよりは比較的目立った空席にはならないだろう』という考え。一度、お参りできるところにはお参りしておこうかと思います」と満席になることを祈った。

今後の目標は「上方漫才大賞」の大賞。毛利は「何年先になるかわからないけど、漫才に対するアピールはこれからも大切にしていきたいです」と語り、「NGKで一番ウケたいですね」と話す。林は「忘れがちになる基本的なこと、漫才に関する細かいこと、言うのも聞くのも嫌だなというような話し合いを今後も避けずにやっていくことかなと思います」と真摯な姿勢。「『まぐれじゃなかったんだな』と思ってもらいたいし、『いつ見てもやっぱり面白いな』と思って帰ってもらえるようなコンビになりたい」と話した。

「THE SECOND」決勝直後に林は結婚を発表。今回の公演ポスターの写真を撮影してくれたのはカメラマンである林の妻だそう。毛利も先日プロポーズに成功したといい、「年内には（結婚）できたらいいですね」と笑顔を見せた。