「無限ヤジマリー。」は、さまざまなコーナーを通じてヤジマリー。の魅力を無限に感じられるライブシリーズ。2019年3月にヨシモト∞ドームIIで行われた「ヤジマリー。で笑うな」を前身に回を重ね、ドームIでの公演を経てこのたび∞ホールへの進出を果たした。開演前にはヤジマリー。が歌うヒットソングカラオケのBGMが流れ、客席はこれから始まるヤジマリー。の“エンターテイメンッ”にワクワク感を膨らませる。そこへ、エンターテインメントの重圧に押しつぶされそうになっているヤジマリー。が登場。相方・宮本やゲストたちの激励を受けたヤジマリー。は、見事自分の殻を破って自信を取り戻す。宮本のサポートで派手なステージを演出しつつ、ライブの開幕を告げた。
ゲストたちは不慣れな挙動ながらもヤジマリー。の“ワンチュッダンス”をしながらステージに登場。中でもアインシュタイン河井が特に乗り気じゃなかったことを気にするヤジマリー。だったが、その後のコーナーで2人の間に亀裂が入ることはこの時点で誰も知る由もない。満席となった会場の異様な盛り上がりに、かねてからヤジマリー。を慕うレインボー・ジャンボたかおは「お客さん、目覚まして!? (ヤジマリー。は)めっちゃハゲてる!」と先輩に対する扱いとは思えない力強さでヤジマリー。の頭頂部を見せつける。しかし気合いを入れて黒い粉を振ってきたヤジマリー。の頭皮は露出しておらず、「それ、どこで売ってる?」とアインシュタイン稲田の興味を引き付けていた。
ゲストはヤジマリー。が呼びたかったという顔ぶれ。ヤジマリー。は、最近親しくなった河井を「ゆず兄」ではなく「ゆず兄さん」と呼んで好意を表す。マユリカ阪本とは前日に「明日よろしくお願いします」という言葉を交わしたのみでほとんどしゃべったことがないといい、このライブの中で距離を縮めていきたいと期待する。
この面々でエンターテイメントゲームに挑戦し、最終的にエンターテインメントになることができればクリア。理解できない一同は、「ゲームをクリアするとワンチュがもらえる」「10ワンチュで1ウェンチュ」「10ウェンチュで1ウォンチュ」「10ウォンチュ貯まるとエンターテインメントになる」というルールを聞いて余計に困惑する。阪本は「コーナーで勝てば1ポイントもらえる?」とそっけない解釈。聞かれたヤジマリー。は「……え?」と自分でも見失いそうになっていた。
展開されたコーナーは、ヤジマリー。の指揮通りにスプレーを噴射しヤジマリー。を気持ちよくさせる「ヤジマリー。スプレー合唱団」、3つの穴のうちどこからヤジマリー。が飛び出してくるか当てる「サンブンノワンシュー」、ティッシュペーパーをスプレーの風で操り相手コートに入れる「シューシューバレー」。全員のスプレーを浴びてスモークまみれになったヤジマリー。がノリツッコミをする流れでも、盛り上がったり、微妙な空気になったりを繰り返しながらゲストと来場者はヤジマリー。の魅力を存分に味わった。
間には、ローラーシューズを履いたヤジマリー。を使ってピン(スプレー缶)を倒す、2人協力ミニゲーム「ヤジマリー。ボウリング」も行われたが、ここでヤジマリー。と河井の息が合わずピリピリムード。楽しいはずのミニゲームが最悪な雰囲気になってしまう。また、ヤジマリー。は2回目の「ヤジマリー。ボウリング」でも仲良くなりたかったはずの阪本とにらみ合いに。阪本がしゃがみ込んで泣いてしまったような格好をすると、一同は阪本サイドからヤジマリー。を非難。しかし、「反省しろ、ハゲ!」という野次には稲田がすかさず「ハゲは関係なくない!?」とヤジマリー。に味方した。
文句が噴出したため、最後は初出しだというミニゲーム「センター・オブ・ジ・ヤジマリー。」で決着をつける。下手から上手に滑ってくるヤジマリー。を「ストップ」の掛け声でセンターにピタッと止められるか、というゲームだったが、ヤジマリー。が勢いよく通り過ぎたあとにドカッという大きな音が。スプレーの山に突っ込んでしまい、再び全員からスプレーをかけられたヤジマリー。。ノリツッコミを発動させたが会場の反応はいまいちで、感情のわからない表情でエンディングを迎えた。
この公演は明日7月2日(日)21時までFANY Online Ticketで視聴できるので、気になる人は同日正午までにチケットを購入しよう。
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ていら @DailyAsteela70
女児の泣き方をする阪本さん愛おしいな
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