おぎやはぎ「伝説の劇場になる」シアターマーキュリー新宿、こけら落としで鏡開き

昨日4月28日、新劇場「シアターマーキュリー新宿」が東京・新宿マルイ本館8階にグランドオープンし、初日開催のお笑いネタライブにおぎやはぎらが出演した。

「エンタテインメントの発信基地」をコンセプトにオープンしたシアターマーキュリー新宿。130席という規模の会場で、お笑いのみならず幅広い用途での利用が可能となっている。おぎやはぎは初日にMCとして登場し、そのオープニングで小木が「歴史の始まりですよ、今日は」と実感を込めて語り、矢作は「皆さんが初めて入ったお客さん。130人のキャパの劇場はやりやすい」と客席の規模に好感を抱いた様子。この公演ではストレッチーズを皮切りに、バローズ、金の国、永田敬介、トム・ブラウン、キュウ、どぶろっくがネタを披露し、おぎやはぎがトリを飾った。

ネタの合間には、おぎやはぎが自らトークの相手となる芸人を選ぶことに。そこで2人とも「会ったことがない」という理由でストレッチーズを舞台に招き、「M-1グランプリ」などにまつわるトークを展開した。ストレッチーズが昨年2021年の「M-1」敗者復活で最下位だったことを聞いたおぎやはぎは「ヤバくねぇ？」「だせぇ～！」などと煽るようなリアクション。そのおぎやはぎも、2001年の第1回「M-1」決勝で最下位だったことを明かして会場の笑いを誘った。

エンディングでは、矢作が「こけら落としに出たこと、ある？」と勢揃いした芸人たちに呼びかけ、小木も「伝説の劇場になるわけですから！ 第1回目に出たことをのちのち言える」と明るい未来に期待する。さらに芸人たちはこけら落としを記念してステージ上で鏡開きを行い、初日公演を晴れやかに締めくくった。今後5月31日（水）まで「新宿三丁目 OPENING 1MONTH LIVE」と題したライブが開催中。各公演のチケットはLivepocketで販売されている。