「伝統を受け継ぐ」アキと吉田裕が新座長就任奉告祭、商店街を練り歩く

吉本新喜劇の座長に就任し、5月に大阪・なんばグランド花月でお披露目公演を行うアキと吉田裕が本日4月21日、大阪・生國魂神社での「新座長就任奉告祭」と、近隣の商店街への挨拶まわりを実施した。

凛々しい裃（かみしも）姿で生國魂神社に参拝したアキと吉田。間寛平ゼネラルマネージャーやスタッフと共に拝殿に座り、真剣な表情で祝詞に耳を傾ける。まずは新座長の2人、続いて寛平GMが玉串を奉奠し、二礼二拍手一礼で新座長就任を奉告。お披露目公演の成功を祈願した。

「64年の歴史を作ってきた先人の方に尊敬を持って、今後また新しいことに挑戦させていただきます」と心の中で決意を語ったというアキは、「伝統を受け継ぐというのはこういうことなんやなと思った。今後もしっかり後輩たちに引き継いでいく」と誓いを新たに。吉田は「宮司さんの声で『新座長、アキ、吉田裕』と言っていただいて気持ちが引き締まった」と話す一方で、寛平GMが玉串を奉奠するときに宮司にも頭を下げる姿を見て笑いそうになったといい、「こういうときでもコメディアンはコメディアン、寛平師匠の空気やなと思った。そんな先輩の背中を見て、真似できるとこは真似して、自分たちの色を出していけたら」と述べた。

その後、なんばグランド花月に移動し、森田展義、松浦真也、桜井雅斗、服部ひで子、吉岡友見、大塚澪というメンバーで構成されたホンワカパッパー隊を率いて商店街を練り歩く。道具屋筋商店街、ミナミ千日前商店街、難波センター街商店街、戎橋商店街、南海通り商店街を周回しながら、通りすがりの人に向けてギャグを披露したり、グータッチをしたりと交流。各商店街代表者からは行く先々で花束を贈られ、「がんばってください！」「大阪を盛り上げて」と激励を受けた。