幻の蝶が出現、渋谷でオリジナル昆虫が乱舞対戦

2

15

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 3 1
  • 8 シェア

昨日6月24日、渋谷・ヨシモト∞ホールにてイベントライブ「第二回オリジナル昆虫異種格闘技戦~芸人がいろんな昆虫になって戦います!~」が開催された。

渋谷・ヨシモト∞ホールにて行われたイベントライブ「第二回オリジナル昆虫異種格闘技戦~芸人がいろんな昆虫になって戦います!~」。

渋谷・ヨシモト∞ホールにて行われたイベントライブ「第二回オリジナル昆虫異種格闘技戦~芸人がいろんな昆虫になって戦います!~」。

大きなサイズで見る(全21件)

「幻の虫写真コンテスト」で最優秀賞に選ばれたDaniさんの作品。ダイナミックなアングルとバックのライトで幻の蝶「オオウエサンハ『マボロシノチョウデ』トハッチュウウケマシタ」を見事に演出している。

「幻の虫写真コンテスト」で最優秀賞に選ばれたDaniさんの作品。ダイナミックなアングルとバックのライトで幻の蝶「オオウエサンハ『マボロシノチョウデ』トハッチュウウケマシタ」を見事に演出している。

大きなサイズで見る(全21件)

これは昨年2010年6月に第1回が開催されてたお笑いバトルライブ。出場芸人たちが衣装・攻撃などさまざまな手段で昆虫になりきり対決を繰り広げる。

今回も実況を務めたのはアホマイルド坂本。「今日は埼玉県熊谷市で39.8度を観測するなど記録な暑さでしたが、ここ渋谷でさらに熱い戦いを実況したいと思います」と貫禄の挨拶をした。解説は、この不可思議ライブと観客をつなぐ“オリジナル昆虫のスペシャリスト”ポテト少年団・菊地。「楽屋、いや虫かごでは『痛い痛い』『逆!逆!』『ハサミ取って』などの鳴き声が聞こえてました」と昆虫たちの様子を語った。

第1試合はアームストロングロシアンモンキーによるタッグマッチ。舞台中央に置かれた昆虫の好物と思われる“蜜水”を先に飲んだコンビが勝ちとというルールだ。アームの「世間のゴミ虫」は名前通りの不良ぶりで、ロシモンの「書き込みクワガタ」にガンをつけるなど威嚇。怯んだクワガタは中須の背中にあるPCで得意の書き込み攻撃を開始した。「アーム安村は酔うと相方の栗山の悪口を言う」という書き込みでアームはまんまと仲間割れ。しかし正気を取り戻したアームはPCに攻撃をしかけ一気に中須を打ちのめした。

第2試合はガリットチュウ福島の「オオピンクラッキー虫」対コンマ二センチ堀内の「梅澤富美蝶」による落とし合い対決。目と耳が弱いピンクラッキーはほぼ手探りでウロウロする中、慎重な富美蝶は華麗に舞いながら間合いを詰めた。ようやく両者台の上に上り戦闘態勢になったところで、突如目にも止まらぬ早さのピンクラッキーニーミドルキックが富美蝶に命中。仮面が取れ気を失った富美蝶はスタッフによって楽屋へと運ばれた。

第3試合は増谷キートンの「六甲のおいしい水虫」とアホマイルド・クニ「ミミズJr」が客席に隠された饅頭を探す対決。まったく前が見えずダウジングで客席をウロウロする水虫は、なぜか女性客のカバンの中を重点的に捜索し始めた。一方前回大会に出場した「ミミズ」の息子であるJrは、父親への葛藤を抱え出場。揺れ動く心からか足元がふらついたミミズは移動中に転倒し、右手を負傷してしまうハンデを負ってしまった。水虫がダウジングで近いところまでたどり着くも、見つけたのは残念ながらランチパック。タイムオーバーでドローとなってしまった。

ここで一旦休憩タイム。すると坂本から「実は今日幻の蝶がここで見られるということです」というサプライズ発表された。解説の菊地も「条件がいい日じゃないとなかなか現れない」と興奮。やがて会場の上の方からキレイな羽をした「オオウエサンハ『マボロシノチョウデ』トハッチュウウケマシタ」が姿を現した。さらにこの時間は撮影タイムとされ、「幻の虫写真コンテスト」が開催されることに。撮った写真をライブ中に特定のアドレスに送ると、最優秀賞の人には出演者との記念写真、出演者たちのサイン(昆虫バージョン)、その写真をお笑いナタリーに掲載という特典が贈られることがアナウンスされた。幻の蝶は会場をひらりひらりと飛びながら、ビッキーズのように飴をばらまくというのが特徴。観客全員ケータイを手に珍しい蝶に歓声をあげていた。

第4試合の佐久間一行「おんぶしすぎバッタ」ともう中学生「超巨大ポテト『Mくん』虫」は、両者ともに見事な手作り衣装を披露。種目は「アンパン食い対決」のため、バッタ有利かと思われたが、Mくんの「ゆげアタック」にバッタが目を奪われている隙を狙って、Mくんの中の人がアンパンを掴み勝利した。

最後の第5試合は主催者のBコース・ハブの「ベンザエースモドキ」と、ガリットチュウ熊谷「ゴミ喰い虫(はいきしょぶんぶん)」の蜜水対決。ゴミ喰い虫が“オバタリアン1000人分のおならの臭さ”で攻撃するとベンザエースモドキはフラフラになりつつもゴミ喰い虫の肛門を狙い始めた。しかしなかなか勝負が決まらず、菊地が「これはやばいですよ。時間をかけると2期生の悪いノリになります」と警告。ベンザエースモドキが肛門に夢中になっている間に、ゴミ喰い虫が蜜水を吸い勝利した。

今回もさまざまなオリジナル昆虫が出現した同ライブ。次回開催は未定となっているが、世にも珍しい昆虫たちの競演が見たい人は次回開催を期待して待とう。各昆虫たちの詳しい生態は写真のキャプションを見て欲しい。

この記事の画像(全21件)

読者の反応

  • 2

福タマ @fuku_tamamushi

田中圭一氏にも関わってもらいたい。リアルピースケ。
https://t.co/N3XpFksEbr

コメントを読む(2件)

関連記事

ポテト少年団のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのお笑いナタリー編集部が作成・配信しています。 ポテト少年団 / アホマイルド坂本 / コンマニセンチ / 佐久間一行 / Bコース / キートン / ガリットチュウ / ロシアンモンキー / アームストロング / もう中学生 の最新情報はリンク先をご覧ください。

お笑いナタリーではお笑い芸人・バラエティ番組のニュースを毎日配信!ライブレポートや記者会見、番組改編、賞レース速報など幅広い情報をお届けします。