フジ春改編「まつもtoなかい」「川島明の通信簿」レギュラー化、日曜夜に千鳥が連続

フジテレビの2023年4月期番組改編記者発表が本日3月6日に東京・フジテレビで開催され、松本人志と中居正広がMCを務める「まつもtoなかい」が日曜21時台にレギュラー化されることなど、数々の発表が行われた。

過去2回の特番も話題となった「まつもtoなかい」。特番のコンセプトを継承しつつ、各界のエンタテイナーをゲストに迎える“トーク＆パフォーマンス番組”として始動する。プライベートでも親交の深い松本と中居がレギュラー番組では初タッグ。なお同じフジテレビで放送中の「ワイドナショー」を松本は3月いっぱいで“卒業”し、番組は東野幸治MCで継続する。

2回特番として放送された麒麟・川島MC「川島明の芸能界（秘）通信簿」が隔週土曜13時30分の1時間枠でレギュラー化することも発表された。話題の著名人や有名人の素顔を、独自に作成した通信簿を通して解き明かす。現在放送中のニューヨークら出演「超絶限界」との隔週放送となる。

毎週日曜深夜には「日曜RISE！『深夜のハチミツ』」がスタート。これは「はねるのトびら」「ピカルの定理」など数々の番組を生み出してきたフジテレビが、若手芸人×若手ディレクターのタッグで送る“芸人開花バラエティ”だ。さまざまなお題に挑む若手芸人をゲストの“お兄さん芸人”たちが審査する。

「内村と相棒」「私のバカせまい史」と、「アンタッチャブるTV」（関西テレビ制作）がレギュラー化し、「オールナイトフジコ」がスタートするのは既報の通り。「私のバカせまい史」は木曜21時の枠で放送される。MCのバカリズムは会見中にVTRで登場し「ネタの狭さにはこれまで以上にこだわっていきたい」と意気込んだ。「オールナイトフジコ」について中嶋優一（フジテレビ バラエティ制作センター部長）は「とにかく自由な番組、テレビっていいなという番組にしたい。セットの脇に“自由席”を設けて、都内で飲んでる人がプラッと飛び入り参加するのも全然オッケーというようなことも今話していて、おそらくやると思います」と構想を述べた。

現在木曜21時に放送中の「千鳥のクセがスゴいネタGP」は「千鳥のクセスゴ！」に改称して日曜19時台へ移動する。「千鳥のクセスゴ！」ではネタはもちろんトーク企画も準備中とのこと。VTRコメントで千鳥は「芸人はもちろん、ゆずとか、すごい方が出る番組」（ノブ）、「木曜でやってた『クセスゴ』のメンバーは置いていきます（笑）」（大悟）と話した。日曜20時からの「千鳥の鬼レンチャン」は継続するため、千鳥の冠番組が日曜19時から2時間連なる。

そのほかアンガールズ田中とシソンヌ長谷川の「呼び出し先生タナカ」が月曜20時台へ、浜田雅功の「ジャンクSPORTS」が土曜17時台へそれぞれ移動。これに伴い月曜20時台の「あしたの内村」は終了へ。ハライチの「ぽかぽか」の放送時間は、現在の3時間から2時間に変更される。

「まつもtoなかい」について松本人志、中居正広のコメント（抜粋）

松本人志：中居君には一緒に番組をやるときは完全に任せています。特番では森進一さん親子の出演が印象に残っています。甲本ヒロトさんみたいな滅多にテレビに出ない人、矢沢永吉さん、吉永小百合さん、鳥山明さんなどに、毎週とは言わないけど定期的に出てもらえれば。

中居正広：松本さんと一緒にレギュラーをやりたいとは20年前から言っていました。「中居くんに任せる」って言うけど、ずるいですよね（笑）。見通しがつかないのが楽しみ。観ている人もワクワクドキドキできるのでは。