「爆笑問題カーボーイ」25周年ライブで「深夜の馬鹿力」伊集院光と3人きりトーク

「JUNK」（TBSラジオ）の20周年を記念したイベントが東京・LINE CUBE SHIBUYAにて昨日2月7日より3日連続で開催中。その初日に「爆笑問題カーボーイ25周年ライブ～ついでに馬鹿力～」が実施され、爆笑問題とゲストの伊集院光が濃密なトークを繰り広げた。

「JUNK」オンエア時の冒頭で流れるサウンドステッカー「JUNK or GEM」がこのたび新たに東京スカパラダイスオーケストラによって制作され、今週「伊集院光 深夜の馬鹿力」で初披露されたのに続き、このイベント冒頭でも流された。そこへまずは爆笑問題が登場して漫才を披露することに。太田は登場の勢い余って「JUNK」の文字をかたどったステージセットを早速投げ倒していく。その後の漫才は「JUNK」をはじめとするラジオ番組などをテーマにしたもの。田中がツッコミの際に情報を付け足して太田が「俺を上回るな！」とたしなめた場面も含め、このイベントならではのネタを展開した。

続けて20年前の「JUNK」スタート時に撮影されたと思われる現在の「爆笑問題カーボーイ」のメインビジュアルをステージ上で撮り直すことに。太田がマイクを持って田中に殴りかかるおなじみのポーズは引き継がれ、写真撮影に臨む2人の豊かな表情が客席を大いに沸かせた。新たなビジュアルはイベントのラスト、これまでのビジュアルと入れ替わる形でスクリーンに映し出され、「爆笑問題カーボーイ」の新たな歴史の一歩を刻んだ。

そのあと盛大な拍手の中で迎えられた伊集院光と爆笑問題とのトークはエンディングまで1時間を超えるボリュームでテンション高く届けられた。リスナーから寄せられたお題に答える形で、3人はいわゆる“神回”の記憶、2002年に横浜アリーナで行われたイベントの様子などを振り返っていく。また3人とゆかりのある、ハライチ、神田伯山、さまぁ～ずのVTRコメントも上映され、コメント内の質問に3人が答えながら濃密なやりとりが繰り広げられた。

やがて会場には「爆笑問題カーボーイ」エンディング曲の「素敵な夢を叶えましょう」（サザンオールスターズ）が流れ始め、惜しまれつつもライブは終了。スクリーンに「爆笑問題カーボーイ」にまつわる懐かしい写真の数々やスタッフロールが映されると共に、忌野清志郎が「爆笑問題カーボーイ」内で歌った「トランジスタ・ラジオ」（RCサクセション）の音源がイベントを締めくくった。

「爆笑問題カーボーイ25周年ライブ～ついでに馬鹿力～」は生配信されたほか、2月19日（日）23:59までアーカイブ配信されており、同日21:00までチケットぴあでチケット販売中。「爆笑問題カーボーイ」リスナーでもあるイラストレーター・雪下まゆの描き下ろしイラストを使った、番組のかつての人気コーナー「ザ・ガール」をイメージしたTシャツなども「JUNK」20周年記念グッズとして発売された。20周年記念イベントは8日に「山里亮太の不毛な議論 presents 他力本願ライブ6」、9日に「おぎやはぎのありがとうびいき（仮）」が、それぞれ出演者と内容を変えて行われる。