こてつ困惑、もう中学生が長野住みます芸人会見で珍司会

昨日6月6日、長野市生涯学習センターにて「住みます芸人お披露目」会見が行われ、「地元に住みます芸人」長野担当のこてつと、長野出身のもう中学生が出席した。

こてつの河合は「（長野の）地元のイベントなどを盛り上げていきたいです。地元は松本市波田で、スイカの名産地で知られているところ。でもまだまだ知らないところがたくさんあるので、長野県をもっともっと知っていこうと思います」とコメント。相方の北村は群馬県出身だが、「母が長野市生まれで、今でもおばあちゃんが長野に住んでるので、縁もゆかりもあります。そして、長野県を盛り上げることにより、自分たちの給料も盛り上げていきたい」と、給料明細を読み上げ会場を笑わせた。

そこにもう中が登場し、応援にきたはずがいきなり会見を仕切る準備。なぜか司会を交代し、もう中学生からこてつへの一問一答を始めた。途中から改名を勧めたり、カップラーメンを待つ時間を聞いたりと、だんだん質問がおかしくなっていくもう中。後輩のこてつからも「関係ないだろう！」とツッコまれ、集まった記者に質問をバトンタッチした。

最後にもう中からこてつへ記念品を贈呈。なぜかラーメンセット（前掛け、黒い帽子、湯切り）と、「お引越し祝い」と書かれた分厚い封筒に入ったチョコレートにこてつも困惑気味の様子だった。その後の撮影会では、河合がさっそくラーメンセット着用。ほのぼのとした空気に包まれた会見となった。彼らの今後の活動はブログやオフィシャルサイトなどで確認しよう。

もう中学生からこてつへの一問一答

もう中学生：コンビの出会いは？

河井：NSC9期生同期で、別々のコンビだったんですが、解散した時期が一緒でした。北村から誘われてコンビを結成しました。

もう中：長野に住むことになってどうですか？

河井：正直迷いましたが、考え方を変えて、ぜひ他県からも長野に来てほしいと思っています。経済活性化できるように。

もう中：ぜひ、全国から長野への「こてつツアー」が組まれればいいですね、善光寺からこてつと。（長野県塩尻市の名産品）「五一ワイン」のように有名になったら。長野県をどのように変えていきたいですか？

北村：信州プロレスのグレート無茶さんと会って感動したんです。お金がないから、信州プロレスは無料で子どもたちに見てもらっていると聞いて。

河井：だから、僕たちも、場所がなくて発表できないお笑い志望の子と一緒にライブをやっていければ。

もう中：長野に来たからには、改名とかどうですか？「リンゴーズ」とか。

こてつ：う～ん、いいですけど……。

もう中：期待しましょう～。（北村には）家族（奥さんとお子さん）がいるんですよね？

北村：まだ奥さんがこちらに来てなくて、（奥さんの）仕事の都合で、7月に来るといった予定が延びているんです。これはピンチ。けど昨日は、長野に2人が来て、長野移住以来、やっと子どもに会えました。

もう中：（北村のこの環境が）これから芸ににじみ出てくるので、注目しましょう。これまでカップラーメンを待った時間は通算でどれくらいですか？

こてつ：関係ないだろう！

記者からこてつ一問一答

――2人はいつから長野に住んでいるのですか？

河井：5月17日です。

北村：5月19日です。

――これまでどこに行きましたか？

こてつ：信州プロレスのほか、イベントに出ていました。（佐久市臼田地区）佐久の臼田のこまん祭（小満祭）に出たのですが、すごい雨で大変でした。出て行った時に大雨で誰もいませんでした。

――もう中学生から2人へのアドバイスをお願いします。

もう中学生：長野は朝は6時には田んぼからカエルの声がするので、明け方に寝たらダメ。

こてつ：早く寝ろってことですね。

もう中学生：NSCの同期に、しずる、ハリセンボンがいるので長野に呼んできたらいいと思う。

こてつ：絶対来ないって言われました。でも、呼びます。

――こてつという名前の由来は？

河井：僕が日本刀が好きで、古美術好きで、日本刀のブランド名からその名前を付けようと。最初北村は全然乗り気ではなかったです。字を当てると「虎鉄」なんですが、食堂とかでサインを書いて、後日その店を訪れると、たいてい「小鉄」って書いてあります。

北村：正式にはひらがななんですがね。

――こてつのいいところは？

もう中学生：長野っぽさが抜けない。東京に8年いたのに長野っぽいところがある。はじめて会った時にそう思いました。なにか温かみがある。