渋谷で大熱狂「DYNAMITE BAKA SOUL」

6月4日に東京・渋谷club asiaにて第3回「DYNAMITE BAKA SOUL」が開催された。

「DYNAMITE BAKA SOUL」は2010年8月にスタート。芸人たちによる歌あり、ダンスあり、DJありのにぎやかなイベントとして人気を集めている。

オープニングではダイノジ大地が「こーんばーんわー！」と声を振り絞って挨拶。大谷は「マッチですよね？」とツッコミながらも「僕ら前説みたいなもんなんで。今日はこのあと新人たちも出てきますから楽しんでいって下さい！」とすでに熱気あふれる会場に向かって呼びかけた。

DBSから生まれたデブユニット・豊満乃風、MINMIならぬミンチこと渡辺直美、ファンクドッグのダンスでひとしきり会場を暖めたあと、いよいよ本番へ会場全員でカウントダウン。「世界で一番有名なつま先見たいかー！」という声とともに、トップバッターとして2700が登場した。その後、「インドからスーパースター呼んでるから！」と出てきたのは黒いハットとスーツに身を包んだ怪しい興行師風のLLR福田。観客はまさしくインド人のLLRに合わせて「ナマステー！」とclub asiaに声を響かせた。御茶ノ水男子、畑中しんじろう、かたつむり林、ライパッチ小林のユニットは、DJイベントにもかかわらず「大地讃頌」を合唱。ところが途中から激しいダンスを交えたラップに転調し、会場を沸かせた。さらに日本を代表するヴィジュアル系ロックバンドX JAPANかと思わせて、アップ・ダウン阿部が得意のTOSHI、ダイノジ大地は体格が真逆のYOSHIKIのモノマネで登場。阿部はX JAPANへの熱い思い入れと高音の歌を抑えきれない気持ちで歌い上げた。

さらにその後も2丁拳銃、楽しんご、KABUTO、エハラマサヒロ、チーモンチョーチュウらが自作のネタを織り交ぜた楽曲やダンスを披露し、会場は終始大盛り上がり。DBSの人気ディーバ・渡辺直美＆キャンデイズは見事な歌はもちろんオリジナルのPVにも観客は大喜びだった。

そしてこのイベントにうってつけのユニット・藤森慎吾withあやまんJAPANが登場。あやまんが歌うAKB48の大ヒット曲に乗せて藤森のチャラい合いの手が炸裂した。藤森の合いの手は次第にヒートアップし、セクシーな単語が満載に。お決まりの「ぽいぽいぽい」の大合唱のあと、最後はあやまんジェットコースターも飛び出した。

その後もダイノジ大谷DJによるパフォーマンスで出演者と観客が一体となってダンスやコールで大熱狂。エンディングでは出演者全員が登場してオリジナルソング「ダイナマイトバカソウル」を歌い、KABUTOのGHS（がっつりハゲてる斎藤さん）ことトレンディエンジェル斎藤がセンターで遠くを見つめながら伸びやかな声を披露しライブの幕を閉じた。

次回開催日は未定。今後の詳細はオフィシャルサイトにて発表されるので、ファンはお見逃しなく。