「
2021年の元日に初めて無観客で配信された回が、当時、吉本興業の配信ライブで売上枚数歴代1位となる1万7555枚を記録した「マヂカルラブリーno寄席」。ネタが披露される中、出番を控える芸人たちが客席から野次を飛ばすという異色の形式が過去2回、話題となっている。前回は最初の年の成功を強く意識しすぎた結果、「正しいガヤとは何か?」と迷走。一同は「1回元に戻しましょう!」とリセットすることを誓っており、今年はどうなるのかが注目されていた。
今回のメンバーは
トップバッターのマヂラブが鉄板の漫才を開始すると、「毎年やってる!」とさっそく野次が。村上がツッコミを入れるたびに拍手も起こる。とある野田の動きを気に入った客席からは「もう1回やって!」「男前!」と大喝采が沸き起こり、最後までこの動きが延々と繰り返される展開に。
続いて「M-1グランプリ2022」ファイナリストのダイヤモンドは同大会10位となったネタを披露するが、客席からは「頭痛くなってくる」「このあたりから追えなくなったんだよな」と文句が噴出。「反省しろ!」「白いほう(小野)が悪い」という声も上がり、小野がたまらず顔を歪める場面も。ランジャタイにはこれまで同様、同じ事務所の永野から容赦ない言葉が。永野は「ほめられすぎた」「文化人に利用されているだけ」「偉い奴の子供だろ?」と暴言が止まらないが、ランジャタイはそんなのお構いなしにネタを続けた。
ザ・ギースは扮装した尾関が登場するやいなや、問題ありだと判断した野田や永野に中止をかけられ、ほぼ尾関そのものとなった状態でコントを再開。「出禁」という恐ろしいワードや、またしてもストップの合図が出るが、そこは強行突破してみせた。ラストの永野は予定の尺を大幅にオーバーしながらコントを繰り広げ、現実とコントが交錯する不思議な状態で視聴者へ向けて謎のメッセージ。感想を言い合う時間もなくなってしまったエンディングでは「お前のせいだろ!」「老害野郎!」と責め立てられていた。
この公演は1月9日(月・祝)19時までの配信延長が決定。同日正午までFANY Online Ticketで購入できる。
FANY Online Ticket「マヂカルラブリーno寄席」
チケット料金:960円(イベント割適用価格)
販売期間:1月9日(月・祝)12:00まで
視聴期間:1月9日(月・祝)19:00まで
<出演者>
マヂカルラブリー / ゴー☆ジャス / ザ・ギース / モダンタイムス / ランジャタイ / 永野 / 脳みそ夫 / ダイヤモンド
関連記事
マヂカルラブリー 野田クリスタル @nodacry
ナタリーさんありがとう
ザ・ギースをなんとか炎上させたい
【ライブレポート】ザ・ギース「マヂカルラブリーno寄席」でコント中止騒動、永野は責められる(コメントあり / 写真19枚) https://t.co/LuzEjJDSWv