さや香が5年ぶりM-1決勝「間違いなく声が一番デカい」「石井がムキムキに進化」

7

797

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 88 708
  • 1 シェア

ABCテレビ・テレビ朝日系で12月18日(日)に生放送される「M-1グランプリ2022」のファイナリスト9組のコメントをお笑いナタリーで1組ずつ掲載中。本日は、さや香のコメントを紹介する。

さや香。左から、新山、石井。(c)M-1グランプリ事務局

さや香。左から、新山、石井。(c)M-1グランプリ事務局

大きなサイズで見る

さや香の決勝進出は2017年以来、2回目。なおコメントは11月30日の決勝進出発表から間もなくファイナリストたちが語ったものだ。決勝の舞台には、ウエストランド、カベポスター、キュウ、さや香、真空ジェシカ、ダイヤモンド、男性ブランコ、ヨネダ2000、ロングコートダディと敗者復活の計10組が登場する。

さや香 コメント

──「M-1グランプリ2022」決勝進出を決めた今の率直な気持ちをお聞かせください。

石井:前回の決勝進出(2017年)から負け続けて芸歴も重ねてきた中で、「絶対に決勝に行ったるぞ!」という気負いより、「僕らにできることを全力でやりきったら結果はついてくる」という感覚でここまできたな、という感じです。結果発表のときにコンビ名を呼ばれたときは「ヨシッ!」ってガッツポーズも出たんですが、うれしさ以上に「選んでもらえた」という自信につながったことのほうが大きかったですね。

新山:これからやな、という気持ちですね。結果発表直後に、密着してくださっているスタッフさんから「もっと喜んで!」と言われたんですが(笑)。こっからという感覚のほうが強いです。

──これまでの予選を振り返っていかがでしたか。

新山:今回の予選は、最初からずっとレベルが高くて、準々決勝ではすでに決勝戦ができるようなメンバーで、もうあっちこっちで拍手笑いが起きていて……。「どっかでレベル下げなアカンやろ」って感じたくらいでした。面白さで勝ち負けを決めるというより、いいところを出すことのほうが大事やと考えていたので、準決勝に残ったときは、自分で「ようやった」と思いました。

石井:個人的には前回までのM-1の予選とは感覚が違っていて。今回はひたすらにM-1を意識して舞台にも立っていたし、ネタもたくさんやってきて、ちょっと自分で混乱してしまったこともあったんですが、勝ち進むたびにうれしさ以上に安心感のほうが強かったですね。

新山:勝ち進んだときに手応えもないような感覚やったね。どのコンビも面白いので、笑いの量やウケで勝ち抜けようっていう考えがなかった。なので、とにかく自分たちのネタをやろうという気持ちが強かったです。

──「ファイナリストの中で自分たちが一番○○だ!」……「○○」に入るのは? 

新山:間違いなく声が一番デカいことですね。今年は、ロートーンのファイナリストが多い印象なので、声の大きさ……デジベルで点数をつけるのであれば、優勝は僕らで間違いないです。

石井:デシベル勝負ならどっからでもかかってこい!です。デシベル勝負ならね(笑)。

──昨年「M-1」に出場したときと比べてコンビで進化していることは?

石井:僕は、大きな舞台になればなるほど、力んで顔がムキムキになってしまうんですが、今回の準決勝ではこれまでで一番ムキムキが抜けていたんです。その一方で、体はスーツがパンパンになるくらムキムキに仕上がっていて。

新山:たしかに、進化したのは石井の筋肉です。ムキムキの石井がわけわからんことを言うっていうのが説得力につながったと思うので、決勝までにもうちょっとパンプアップしてもらいます。

──ほかのファイナリストの中で意識しているコンビは?

新山:ダイヤモンドさんちゃう? 石井がNSCを卒業したてのときに「ハナガタ」っていう超人気コンビを組んでいて、僕らの同期の中でも圧倒的な人気を誇っていたんですよ。石井が踊りながらボケるっていうコンビやったんですが……。

石井:せやったな。

新山:その「ハナガタ」と、ダイヤモンドの小野さんがいた「アルドルフ」っていう超人気コンビ、さらに「しゃかりき」を合わせた若手コンビ3組で「ジャンピング☆ブラザーズ」っていうユニットライブをやっていて、“ワーキャー”がすごかった。あのときの2人が紆余曲折を経て「M-1グランプリ」決勝という最高峰の舞台で会するという奇跡を見ました。なので、僕らとダイヤモンドさんが最終決戦に一緒に残ることができた暁には、石井と小野さんが2人でジャンプする姿を見たいですね。

石井:たしかに、あのときの2人が、よくぞここまできたと思います。

──敗者復活で勝ち上がってきたら脅威になると感じるコンビはどこですか?

新山:いや、もう全員が脅威です……。ただ、僕らの強みであるデシベル(声の大きさ)勝負なら、ハイテンション系のコンビは特に脅威になると思います。

石井:たしかにハイテンション系は意識してしまいますね。ただでさえ敗者復活で空気感が変わるのに、勢いをつけて出てきたら雰囲気ごと持っていかれてしまう可能性もありますから。

新山:敗者復活……今年はなしでお願いします!

──優勝賞金1000万円の使い道は?

新山:中古のポルシェです。「お客さん、笑かしたい」っていう芯から湧いてくる感情と同じで、「ポルシェ、乗りたい」っていうのは芯から湧いてくる感情なので。色は……やっぱり白ですね。白の中古のポルシェです。

石井:今年、80万円くらいかけて歯の治療をしたんですが、調子が悪くて治療が追いつかないんですよ。あと、顎の調子も悪いので、優勝したら賞金で下顎部分を全部取り替えたいです。

新山:500万円で全部取り替えるのはムリちゃうか?

石井:500万円でできるところまで取り替えます。全部が無理ならせめて下顎の右半分だけでも。

──最後に「M-1グランプリ」決勝へ向けた意気込みを一言で!

新山:今、体重が77kgくらいなんですよ。ベストが72~73kgなので、決勝に向けて絞ります!

石井:今、体重が65kgくらいなんですよ。決勝に向けてパンプアップして、ベストの69kgキロに仕上げます!

この記事の画像(全1件)

「M-1グランプリ2022」敗者復活戦

ABCテレビ・テレビ朝日系 2022年12月18日(日)14:55~17:25
<出演者>
オズワルド / カゲヤマ / かもめんたる / からし蓮根 / ケビンス / コウテイ / シンクロニシティ / ストレッチーズ / ダンビラムーチョ / THIS IS パン / ななまがり / ハイツ友の会 / ビスケットブラザーズ / ママタルト / マユリカ / ミキ / ヤーレンズ / 令和ロマン
MC:陣内智則

「M-1グランプリ2022」決勝

ABCテレビ・テレビ朝日系 2022年12月18日(日)18:34~22:10
<出演者>
MC:今田耕司 / 上戸彩
リポーター:ヒロド歩美(ABCテレビアナウンサー)
ウエストランド / カベポスター / キュウ / さや香 / 真空ジェシカ / ダイヤモンド / 男性ブランコ / ヨネダ2000 / ロングコートダディ / 敗者復活1組

全文を表示

読者の反応

  • 7

明日は明日の風が吹く @dragons_eeyan

@owarai_natalie 他はロートーンばっかだもんな笑

コメントを読む(7件)

関連記事

さや香のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのお笑いナタリー編集部が作成・配信しています。 さや香 の最新情報はリンク先をご覧ください。

お笑いナタリーではお笑い芸人・バラエティ番組のニュースを毎日配信!ライブレポートや記者会見、番組改編、賞レース速報など幅広い情報をお届けします。