カメラは低く志は高く！「ギルガメッシュないと」ドラマ化、イジリー岡田カメオ出演

1990年代に人気を博した深夜番組「ギルガメッシュないと」（テレビ東京）が、Paraviオリジナルドラマ「ギルガメッシュFIGHT」と題してドラマ化される。併せて宣伝大使“ギルガメファイター”をイジリー岡田が務めることが発表された。

1991年にスタートした「ギルガメッシュないと」は、「カメラは低く、志は高く」の精神のもと、裸にエプロン姿で料理する「夜食ばんざい」、セクシー女優のツボを押して癒やす「ギルガメ治療院」、どうでもいいニュースをTバック姿で語る「GNNヒップライン」、グラビアアイドルらがボディコン姿でさまざまなスポーツに挑戦する「ボディコンdeスポーツ」、下着姿の女性たちが下着の紹介と共に歌声を披露する「ランジェリー歌謡祭」など刺激的なコーナーを連発。「11PM」（日本テレビ）や「トゥナイト」（テレビ朝日）などと共に「深夜のお色気番組」の代名詞として知られる。

ドラマ「ギルガメッシュFIGHT」は、その「ギルガメッシュないと」のスタッフたちが語った実話から着想を得て、番組制作陣視点で描くフィクション。「エロ」に真正面から向きあったスタッフや出演者たちの熱いストーリーを展開する。主人公の天才的、偏執的、芸術的ディレクター加藤竜也役は藤原季節に決定。プロデューサー栗田淳一を大東駿介が演じる。

本家「ギルガメッシュないと」にレギュラー出演していたイジリー岡田は、ギルガメファイターとしてドラマを盛り上げるだけでなく、ドラマ本編内にもカメオ出演。「本作を通して当時の番組を知らない方にも『エロと真面目に向き合って撮っていた』というのをわかっていただけると思いますし、当時のご覧いただいていた皆様にも『葛藤や時には熱い戦いを生みながら進んだスタッフたちの結晶で、私たちはあの青春を過ごせていたんだ！』というのが伝わると思っています」と語っている。

監督はスミス、吉田卓功、岸川正史、脚本は大西右人、政池洋佑が担当。第1話は12月24日（土）より配信される。

イジリー岡田 コメント

今回宣伝大使の話を受けたとき、とにかくものすごくうれしかったです！ これがもしほかの当時の出演者にお話がいっていたらたぶん引退していたかもしれません（笑）。今回「ギルガメッシュないと」から着想を得てのフィクションドラマと聞いて、最初「私が主人公かも!?」なんてドキドキしたんですが、そうはならず……カメオ出演となりました。ちなみにセリフは一文字も無かったです（笑）。「ギルガメッシュないと」放送当時はご家庭にテレビ1台で……だからこそ親に隠れて見るという時代でした。あの頃ビデオ録画ができなかったっていう方も多々いらっしゃったと思うのですが、今回はParaviでドラマを配信ということで、スマホやパソコンやテレビなどで、ぜひあの頃の視聴者の皆様にも自由に見ていただければありがたいです！ 本作を通して当時の番組を知らない方にも「エロと真面目に向き合って撮っていた」というのをわかっていただけると思いますし、当時のご覧いただいていた皆様にも「葛藤や時には熱い戦いを生みながら進んだスタッフたちの結晶で、私たちはあの青春を過ごせていたんだ！」というのが伝わると思っています。“宣伝大使・ギルガメファイター”としてがんばります！

Paraviオリジナルドラマ「ギルガメッシュFIGHT」

第1話：2022年12月24日（土）25:15～
＜出演者＞
藤原季節 / 大東駿介