10月9日(日)から放送される「連続ドラマW シャイロックの子供たち」(WOWOW)に
池井戸潤の同名小説を実写化したこのドラマは、東京第一銀行 長原支店内で起こる100万円紛失事件をきっかけにした行員の失踪と事件の裏に隠された不正に迫る群像劇。真犯人を密かに追う主人公の西木雅博を
オファーを受けた際、まずはセリフ量を確認したという水田。「やってみたら意外といけました」と話し、「次はもうちょっと多めでも大丈夫ですっていう気持ちはあります」と欲張ってみせる。ドラマの現場は不慣れなため、「どこにいたらいいかわからず、差し入れが置いてあるところやスタッフさんたちの邪魔にならないところをうろちょろしたり、トイレの近くにいました」と落ち着かなかった様子。「新参者なので、調子に乗らないように。主要キャストさんの楽屋と出番がそれほど多くない方々の楽屋、どちらでもいいですと言われたので、後者のほうに入りました。もし主役級のほうの楽屋に入ってもしゃべることがないので」と遠慮しながら参加していたと明かした。
役柄については「親の後を継いでの2代目社長で、社員たちの生活や親から受け継いだ会社を守らないといけないという気持ちは本当。好きにはならないけど、みんなが共感できる部分もあると思います」と説明。監督からは「嫌な感じ」を求められ、カメラが回っている間はとにかく緊張しっぱなしだったという。カットがかかったあと、共演の
ドラマ撮影を経験して学んだのは、「あんまり遠慮せずに出していったほうがいいんだなあとすごい感じました。邪魔しないように邪魔しないようにと考えちゃうけど、その縮こまりがよくない」。「やっぱり、すごく何回もダメ出しされたので」と反省し、「早くドラマの現場に慣れて、監督さんに『いや、それ違うんじゃないですかね』と言えるようになりたい」と今後の俳優仕事に意気込みを見せる。「エンドロールで3番目に出てくること」が目標で、「出番が少ないとお邪魔してる感が強いので、もっとしっかり現場にずっといて、『俺は俳優なんだ』という気持ちを味わいたい」と意欲。「喫茶店やバーのマスターのような、無口だけどもちょっとした言動で主役級の人にヒントを与える役。キーマン、でもセリフは少なめ。でもいっぱい出てくる。これがやりたいです」と具体的な希望を述べていた。
最後に「もともと原作がすごく面白いですし、出ている俳優陣も演技力のある方々ばかりで、照明の当て方、カメラ位置など、こだわってやってるなと感じた」とWOWOWドラマファンとしても作品をしっかりアピール。その一方で、「自分の演技はどこかの演技の賞とかに引っかかるんですかね? それだけ知りたい。アカデミー賞とか、ブルーリボン賞。記者のみなさんには『ノミネートされるべき新人が現れた』と書いてほしいなと思います。『大型新人現る』と最初と最後に書いておいてください」と自身の宣伝も忘れなかった。
なお「ハイツW 水田信二の半休」最新回は本日10月4日(火)21時にYouTubeでプレミア公開される。
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ますみお笑い垢。 @26agishu0110
【会見レポート】和牛水田、ドラマ現場で「どこにいたらいいかわからずうろちょろした」(写真15枚) https://t.co/GLStoHJtDV