アインシュタイン稲田「素敵な奴ら」戦った全員と絆深める、即興顔面でミラクル連発

本日9月17日、お笑いフェス「LIVE STAND 22-23」大阪公演の一環で大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて「LIVE STAND Presents シゲカズです企画公演 稲田vs全員～ライブスタンドSP～」が開催された。

シゲカズです企画「○○VS全員」は「兎VS全員」「熊プロVS全員」「下田VS全員」「マユリカVS全員」といった、1人もしくは1組の芸人とそのほか“全員”の芸人がバトルを繰り広げるもの。その芸人に特化した競技や、知らなかった一面が開花するような競技で、“全員”も含めた芸人たちの魅力を引き出し、奇跡のような笑いを生み出している。

これまで会場は大阪・森ノ宮よしもと漫才劇場が主だったが、今回、過去最大規模となるTTホールに登場。戦う芸人にはシゲカズですにとっても“全員”サイドにとっても先輩のアインシュタイン稲田が選ばれ、公演時間は90分という大型公演として実施された。

“全員”が待ち構える舞台に姿を見せた稲田は、MCの令和喜多みな実・河野に意気込みを聞かれ「ごめんなさい、これくらいのメンツでは意気込めませんわ」と吐き捨てる。「お願いします、せめて意気込ませてください」と余裕綽々の様子だ。自身の顔面に勝る者はいないと、マスクを取って顔を全開にするサービスも。「楽しませてや！」と全員を挑発する。

稲田が卓球部だったことにちなんだ「ハイスピード卓球対決」はシゲカズですの意外な活躍もあり、あっさりと全員側の勝利。最初の威勢はどこへやら、稲田は「すっごい情けない気持ち」と落ち込む。続いて、「増殖早口言葉対決」「ラルク万歩計対決」「CG写真コンテスト」「稲田とのこども対決」「いなだまショットガン対決」などユニークな競技が続々と展開され、中でも稲田の得意分野と思われる「即興顔面対決」では、「4兆円見つけたときの顔」「地球上で人類が1人になってもめっちゃ楽しい奴」「2代目ビッグボーイの顔」などのお題で稲田がやはり輝きを放った。しかし、「メガネをなくしたのび太」では男性ブランコ浦井が、「見たことあるセクシー女優が喫茶店で隣にいるっぽい顔」ではダブルヒガシ東が、「ポムポムプリン」では蛙亭・中野が稲田に負けない強さを見せる。さらに「見たことあるセクシー女優が喫茶店で隣にいるっぽい顔」と「ポムポムプリン」の共演が実現すると会場は爆笑。両者一歩も引かない接戦が繰り広げられた。

ラストは稲田のさまざまな写真をスロットに見立て、ストップをかけて3つ揃えば成功の「稲田スロット対決」。どれもインパクト大な写真で、バラバラだとしても、2つ揃った「惜しい」状態でも笑いが起こる。そんな中、稲田は横顔を3つ揃えてみせたが全員側から「嘘や！」「ガッガッてなってた！」と物言いが。すると河野は「お笑いなんてファンタジーや！」と言いつけてその場を収めた。

結果は3対7で全員側の勝利。1人で戦い抜いた稲田は「最初はすごい緊張してたけど、顔のやつですごいみんな袖で笑ってくれて、素敵な奴らだなと思った。大好き」と彼らの印象を改めていた。

この「稲田VS全員」を含めた「LIVE STAND 22-23」大阪公演はFANY Online Ticketで見逃し配信中。シゲカズですは「配信チケットが2000枚売れたらマユリカ中谷と紅しょうが・熊元プロレスと耐久VIO対決をする」と約束している。