本日6月10日、書籍「クリエイターズ・ファイル Vol.04」(ワニブックス)の発売記念セレモニーが東京・SHIBUYA TSUTAYAで行われ、
本日発売された「クリエイターズ・ファイル Vol.04」は、ロバート秋山がさまざまな架空の人物になりきる企画「クリエイターズ・ファイル」で行われたインタビューをまとめる単行本の第4弾。既報の通り、テーマパーク「甲信越ファニーワールド」で会える“二度寝のプリンセス”ことスヌーズ姫、“世界一クリエイティブな大型犬”といわれるロルフくん、ビル8階分の高さを誇る巨像・極東大満天、昭和の名力士・彩千丹らが登場する。
“すず子ママ”の愛称で知られる矢崎すず子は、50年以上前から文豪、芸能人、政治家などが通うナイトプレイス「ドイド」のママ。80代にして今なお毎日店に立ち続ける伝説の存在だ。イベントでは、すず子ママ次男の喜美之氏に支えられながら杖をついて登場。「この次男坊がね、糞野郎でよ、なんの役にも立たねえんだよ」「お前がちゃんとやんなきゃダメなんだよ、何ができるんだよ、お前は。いつまで経ってもママ、ママ、ママ、ママでよ」「メリハリもてよ」と喜美之氏に強く当たりつつ、マスコミに対して「本日は暑い中ありがとうございます」と一礼した。
すず子ママは記者陣に対して「あなた方は『ドイド』に来たことある?」と質問。特に誰からも反応がなかったため、「ないよなあ! こんなモンスターみたいなのがいる店に来るわけがないよなあ! ワッハッハッハッハ!」と大笑いする。そして「何かあったら来てください。誰でも入れますので。うちには文豪、億稼ぐ人間、証券会社の社長、重役、なんでも来るんだよ」と店を紹介。さらに「歌手も来るよ。それから騎手。旗を持つほうの旗手も来るんだ。保守も来るし。それと野手。あと喪主。喪主にいたってはもはや職業じゃねえんだけどよ。ただ誰か死んだってだけなんだ。なんだっていいよ。来りゃいいんだよ。人間誰でもお客様だよ。ワッハッハッハッハ!」と再びけたたましく笑っていた。
司会から「ドイド」の名前の由来を聞かれたすず子ママは「造語です。『イ』を『ド』で挟んだだけ」と回答。さらに「そのとき瞬間的に『ドイド』が出ただけ。『ガイガ』でも『モイモ』でもいいしよ。何になるかなんて、そんなのわかんねえだよ。名前に思い入れなんていらねえんだよ。なんだってそうだよ。目の前に何かあるから、それをやるだけ。それが人生。ただただ過ごすだけなんです」と人生論を語った。
すず子ママは酒が大好き。イベント中、テーブルの上に置かれたボトルを見つけると「飲んでいいんですか?」と反応し、「これはドイドの特別なお酒なんです。こっちが『ロバート・キャンベル』っていう頭がよくなるお酒。そして、こっちが『刀狩り』という、梅酒と川の水を混ぜたお酒なんだ。SDGsなんだよ」と軽快に酒の説明をしてみせた。
終盤には喜美之氏のはからいで、すず子ママの85歳の誕生日をサプライズで祝う企画も。運ばれてきたケーキを見たすず子ママは「なんだよ、おい! 出版イベントといいながら、すず子ママの誕生日パーティだったのかよ!」と説明口調で興奮。ケーキを食べたあとは、異様にか細い声でカラオケを歌い、最後は「クリエイターズ・ファイル Vol.04」を「秋山くんっていうコメディアンがずっとやってるんですわ。便所で見ても構いません。最高の暇つぶしになると思います」とアピールした。
セレモニーのあとは、ファンを対象にした記念撮影・サイン会も実施。撮影を終えたファンたちが余韻もなく足早に帰っていくのを見ると「近くで見ると想定してたよりもだいぶパンチがあるから、けっこう引くお客さんも多いんだよ。皆さんが頭に描いてくるプランよりも数倍ヤバくて、短時間で逃げるように帰っていくんだ。これだけはコロナ禍が明けたとしても変わらない」と嘆いていた。
「クリエイターズ・ファイル Vol.04」登場クリエイター
01.サタン小松田(フードソルジャー)
02.坂崎周太郎(謝罪心理アナリスト)
03.石丸ツワノ(童謡詩人)
04.ドミトリー・ポコスタンチ(フィギュアスケートコーチ)
05.渡辺善吉(美食家)
06.岩曽根成虎(矢延城 戦国まごころ武将隊)
07.カマタマちゃん(カリスマ双子インフルエンサー)
08.極東大満天(アジアの巨像 / 遠近教の総本尊)
09.阿久津しのぶ(作家)
10.HACCHO(ストリート・ペイントマン)
11.つるたく斗(繁華街ウォッチャー)
12.タネライチャンネル・タネちゃん(キッズ動画くりえいたぁ♡)
13.フロタイル土居(元女子プロレスラー・現美魔女)
14.ロルフくん(世界一クリエイティブな大型犬)
15.ナグモ・トモ(レンタルなんもしないクリエイター)
16.スヌーズ姫(二度寝のプリンセス)
17.鶴岡政栄(元祖クイズキング)
18.ジョルナン・ラマ(グランデ歌手 / 世界三大ボイス)
19.折尾豊(伝説のホテルマン)
20.柿本千佐子(トップアスリート・柿本俊雅の母)
21.サウナ田ヒロユキ(野良サウナ愛好家)
22.霧島天介(宙吊り王子)
23.ドナルド・C・ダンパー(映画監督)
24.ヒロ・ハスダ(ジャングルコンダクター)
25.矢崎すず子(ナイトプレイス「ドイド」ママ)
26.古田恵久穂(JFEスチール広報)
27.彩千丹(昭和の名力士)
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