2011年にこぶしを迎え、初めて犬を飼うことになったやつい。以前とは暮らし方が変わり、こぶしのことを中心に考えるようになった。10年以上の時間を一緒に過ごし、気づけばこぶしは人間の年齢に換算すると60歳を超すおじいちゃんに。頭ではわかっていても、なかなか飲み込めなかった事実に改めて向き合うためやついは筆を執った。
このエッセイでは、淡々と、着実に変化していくこぶしとの毎日を記録しながら、その最後を考える本。やついは「同じようにおうちに愛犬がいる方々は『あーうちもこんなことあったなー』と楽しんで頂ければと思います。ペットがいない方々も『なんかいいなー犬飼ってみようかなー』と思ってもらえたらうれしいです」とコメントしている。
エレキコミックやつい コメント
この本は39歳まで生き物をカブトムシくらいしか飼ったことがなかったのに、いきなり哺乳類の犬を飼い始めた人間のお話です。それまで自分のことだけ考えていたらよかったのに、いつも家に犬がいるので、おのずと犬のことを考えてしまいます。
その犬はこぶしという名前のパグです。
今やこぶしと暮らして10年になりました。あんなに小さい仔犬だったこぶしも、もう体重10キロのおじいちゃん。人間だったらまだ小学生なのに、犬だともう60歳を超えてる年齢。気付いたら僕の年齢も追い越されていました。
「あーこぶしがおじいちゃんになっちゃった」
頭ではわかっていても、本当にはわかっていなかったその事実にビックリしちゃって、犬が人より早く歳を取ることを改めてしっかり考えようと思って書いた本です。
こういう本って大抵愛犬を亡くしたのが最後になると思うんですけど、こぶしは今もとても元気です。だから生活はとくに変わっていません。でもお互いしっかり歳を取りました。その中でゆっくりとしてるけど、淡々として着実な変化があります。そんな僕とこぶしの日々の記録です。この本の中には犬を飼っている人みんなが体験することもたくさんあると思います。同じようにおうちに愛犬がいる方々は「あーうちもこんなことあったなー」と楽しんで頂ければと思います。ペットがいない方々も「なんかいいなー犬飼ってみようかなー」と思ってもらえたらうれしいです。
「うちの犬がおじいちゃんになっちゃった 愛犬こぶし日記」目次
プロローグ
第1章<春>出会い / 命を迎える / 犬はお金がかかる / しつけ / ライフスタイルの変化 / 毎日の問題 / かわいいの天才 / 前世 / 危機一髪 / 100% / この世に寝に来ている
第2章<秋>秋風 / ヘルニア / 老散歩 / 異変 / 不調の原因 / 思い出のアルバム / 一番幸せなこと / お風呂が好き / 歯の健康 / 保険について思うこと / もし動けなくなったら / 医師との出会い、これも縁 / 留守番
第3章<次の季節>先輩の犬 / 自分より先に死ぬという現実 / 世界一好きな温度 / 今日は何もしてないと言わなくなった / 春を想う
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エレキコミックやつい「おじいちゃんになっちゃった」愛犬こぶしとの日々を綴るエッセイ本(コメントあり) https://t.co/LkoriMVXv3