本日5月21日に生放送された「ツギクル芸人グランプリ2022」(フジテレビ系)で、
決勝の1stステージでAブロックを勝ち上がったストレッチーズは、ファイナルステージでGパンパンダ、ネギゴリラと対戦。審査の結果、Gパンパンダと同数の5票を獲得し、一般審査員票を優先するルールが適用されて王者となった。ストレッチーズは賞金100万円と民放5局の人気番組への出演権を獲得。彼らが本日披露したネタは共に漫才で、今後は「M-1グランプリ」制覇を目指す。
ストレッチーズ コメント
──優勝おめでとうございます。率直なご感想は?
福島:この大会は、1回目(ザ・マミィ)、2回目(金の国)と“コント師”が勝ったので、漫才師が勝つのは難しいのかなと。でも一番強いネタを2つ持ってきました。「優勝できたんだ!」というビックリもあるし、うれしいです。
高木:めちゃめちゃうれしいですが、「優勝はストレッチーズ」と番組内で言われたときは「なんのことやら」と実感がなかったです。囲み取材も初めて受けている現状で、なんかちょっとだけ芸能界に入ってきてるぞ、と実感しています。
──目標にしてきた芸人は?
高木:2人でよく好きと言っているのはオードリーさんで、ラジオもよく聴いています。「M-1で売れたコンビ」というイメージなので、自分たちもそうなれるといいね、と。
──お二人が所属している太田プロダクションで尊敬している芸人は?
福島:ダチョウ倶楽部の上島さんに一番お世話になって、かわいがられて、飲ませてもらったりしていました。2017年に太田プロに入ってから5年くらい、上島さんを目標にして、憧れて、尊敬して、がんばりたいとやってきました。会うたびに「お前は売れる」って言ってくれて、「ネタをがんばれ」と励ましの言葉をいただいたので、「優勝しました!」と伝えたいです。賞金で上島さんの大好きなお酒の「黒霧島」を買って乾杯したいです。
高木:コンビともどもお世話になりました。
──「M-1グランプリ」への意気込みは?
福島:今年優勝します!
高木:「M-1」で優勝したかったけど現実味を帯びていなかった。今こうして「ツギクル芸人」で優勝したという事実があると、年末の「M-1」へ風向きがいいなと。
──各局で出てみたい番組は?
高木:いっぱいやりたいネタがあるので、どの局でも、どんな番組でも。
福島:(高木とは)高校と大学の同級生で、ずっと友達。高校のときに「ハモネプ」(フジテレビ系)の話をすごくして、今でも好きなので「ハモネプ」に出たいです。
──本番に向けた準備は?
高木:今日のネタ2本は、めちゃめちゃ2人で仕上げていました。大会でかけたいネタが2本できました。
福島:「M-1」の予選でやったときもウケていたので、ネタを忘れないようにするのと、「ウケた」ということを思い出してやる気を出しました。あと自分の出番前に喫煙所に行ったとき、爆笑問題の太田さんに会ったので「ストレッチーズです」って挨拶したら、「“クソ”レッチーズ?」って言っていただいて緊張が和らぎました(笑)。
──賞金100万円の使い道は?
福島:今年バイトを辞めようかなと。お笑いに集中するお金にしたい。医学部専門予備校のバイトを週2回はやっています。
高木:(バイトを辞めたいのは)ほぼ同じです。工事現場の警備員をやっています。もし賞金が余れば、カッコいい自転車が欲しいです。
──普段ネタを作るにあたって、ストレッチーズの色や意識していることは?
高木:ネタの内容はあるあるや、日常会話のすれ違いを誇張すること。それだけにならずに、3、4分のネタなら何個か展開があるネタが2人とも好きです。一辺倒にならないように動きが加わったり、攻守が逆転したり。そういうのが念頭にあります。
福島:はっきりしたキャラクターや色味がないので、テレビ局の人たちも使いづらかったのかな、と。こういう大会で優勝するという肩書きをキャラにしたいです。
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太田光代 @ota324
おめでとうございます😊👍
【会見レポート】ストレッチーズ優勝、M-1へ風向き良好「大会で優勝する肩書きをキャラにしたい」 https://t.co/1Q9VOHNHAB