「ワタナベお笑いNo.1決定戦2022」の決勝戦が本日3月18日にABEMAで配信され、
「ワタナベお笑いNo.1決定戦」は、ワタナベエンターテインメントが主催する賞レース。今年の決勝ではチュランペット、ゼンモンキー、ニュートンズ、Gパンパンダ、四千頭身、金の国、新作のハーモニカ、ファイヤーサンダー、こたけ正義感、ちゃんぴおんず、ラパルフェ、山脇セブンティーンが激突し、その様子をふかわりょう、小松純也、加地倫三、佐久間宣行が審査した。チュランペットは準決勝で敗退していたが、敗者復活枠で決勝に進出。決勝のファーストラウンドでカラオケ店を舞台にしたコント、ファイナルラウンドで居酒屋店員のコントを披露して優勝した。
取材会で藤並は「一時はどうなるかと思ったのですが、敗者復活枠でこの舞台に立てて優勝しているのが夢みたいです。自分で言うのもなんですが、いいドラマを作れたなあと思います」と感慨深げ。としぱんちは「まだ信じられないです。10年間なんの結果も出せていなくて、どの大会の決勝にも行けなくて、今年ダメだったら芸人引退かもなと思っていました。親にも『いつまでやるんだ』みたいなことを言われていたんですけど、ちょっとは安心してもらえたかな」と芸人人生で初めての快挙に喜びを噛みしめる。彼は「この大会では準決勝までしか進出したことがなくて、本当に自分に関係している大会なのかなと思っていました。さっきまでやっていた大会も幻だったのでは?」と実感が湧かない様子で、藤並も「明日、朝起きたときにじわじわきそうですね」と話していた。
ファンへのメッセージを求められると、としぱんちは「僕らみたいな売れてない人間を根気強く応援してくれてありがとうございます」、藤並は「僕もありがとうございましたの一言に尽きます。これから飛躍を見せたい」とそれぞれ感謝。また賞金100万円の使い道を聞かれると、藤並は「単独ライブをやったことがないので、初単独ライブをやりたいです。本来はボケるところなのかもしれませんが(笑)」と本音で回答する。一方、としぱんちは「僕は車の免許を取っていないので、もし賞金が余ったら、免許を取りたいです。原付の免許は持っているので、それ1本で戦ってきたんですけど、さすがに恥ずかしくなってきました」と述べて笑いを誘った。
今後の展望について藤並は「ワタナベエンターテインメントで一番面白い芸人なんだと胸を張って活動したいし、結果にもこだわってやっていきたい。目指すは『キングオブコント』優勝です」と宣言。としぱんちは「このチャンスを生かしたいけど、今日の出演者だと、こたけ正義感のほうが審査員にハマっている感じだった。ネタ番組にいっぱい出そう(笑)」と弱音を吐きつつも、最後は改めて「僕らは小学校からの同級生で、中学と高校はバスケ部に所属していたのですが、2人で6年間ずっとベンチにいました。なので息を合わせるのは誰よりも得意です!」と自分たちの長所を売り込んだ。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
藤並「一時はどうなるかと思ったのですが、敗者復活枠でこの舞台に立てて優勝しているのが夢みたいです。自分で言うのもなんですが、いいドラマを作れたなあと思います」/ワタナベNo.1のチュランペット、優勝会見で喜び噛みしめる「初単独ライブやりたい」 - お笑いナタリー https://t.co/mlC7bUpN1h