昨日3月11日、東京・ユーロライブが開催する「渋谷らくご」の3月公演として立川吉笑が6日間連続、三題噺のトリを務める「吉笑三題噺六日間」が開幕した。
昨年12月に「渋谷らくご大賞 おもしろい二つ目賞」「渋谷らくご創作大賞」の2冠を達成した立川吉笑。三題噺とは、客席からランダムに出された3つのキーワードを使って短時間でストーリーを創作する落語の一形式で、お題は当日の来場者から募る。
この日選ばれたお題は「うなぎパイ」「縄跳び」「おっぱい漫談」。吉笑は90分という時間の中で創作を行った。また吉笑が「渋谷らくご創作大賞」受賞時に「負け癖がついていたと思う」と発言していたことを受けて、これまでの「創作大賞」で吉笑を敗ってきた各年の受賞者が直前の出番を担当。そのあとに吉笑が高座に上がるという構成もよい緊張感を生み出していた。
なお「吉笑三題噺六日間」期間中の吉笑に密着した様子は渋谷らくごのYouTubeで毎日公開される。
立川吉笑 コメント
三遊亭白鳥師匠(吉笑が憧れる三題噺のレジェンド)も「よくやった」とほめてくれている気がする。白鳥師匠の空気をちょっとでも出せたのではないか。自分の力の中でなんとかやりきれたと思う。残り5日間も来場していただけたらと思います。
サンキュータツオ(渋谷らくごキュレーター) コメント
初日から大ネタ。吉笑さんらしからぬジェスチャーや、飛び道具まで出てなかなか見られない噺が生まれた。6日間の高座、そして楽屋での苦労を切り取ったYouTubeチャンネルや公演前の動画も楽しみにしてほしい。
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渋谷らくご @shiburaku
本日DAY3、14時から開演です。
#シブラク
【ライブレポート】立川吉笑トリの6日間開幕、初日はうなぎパイ、縄跳び、おっぱい漫談で創作落語(コメントあり) https://t.co/yht7fTzb3I